インタビュー
坂本欣弘監督『もみの家』

坂本 欣弘 (監督)
映画『もみの家』について【3/3】

新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国大ヒット上映中!

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

『もみの家』場面画像6 『もみの家』場面画像(渡辺真起子)4
――渡辺真起子さん演じる彩花の母の葛藤も伝わってきました。親も一緒に成長していく話だと思うのですが、ただ、映画全体としては親目線はあまり入っていませんね。

坂本 はい、そういう意味では真起子さんとはすごくディスカッションしながら作っていきました。たとえば「最後は親として会いたいんだ」と、そういうディスカッションを結構して、そういうシーンも撮りました。でもそれは想像できることではあるし、こうであろうといういろんな人の願いがあると思うので、それを決めてしまわなくていいんじゃないかと思って。最後もしかしたら彩花は家に帰るかもしれないし、母親が彩花に会いに駅まで行くかもしれない。そうしたその後のことは観る人に想像してもらおうという描き方をしています。家族の幸せ、家族の絆、家族のあり方は人それぞれあると思うので。実際のはぐれ雲の子たちには地元に残る子が多いですし、親が施設の近くに引っ越してくるというケースもあって、人それぞれです。彼らには環境を変えたくないというのもひとつあったりするので、そういうのを描きたいなと思いました。

――監督はこれからも富山を舞台に映画を撮り続けるおつもりですか? 河瀨直美監督が奈良を撮り続けるように。

坂本 そうですね。河瀨監督には勇気ももらえますし、ああなりたいなとも思いますし。いつかは世界の映画祭に出ていける作品を撮りたいという夢や目標もあって、故郷を舞台にする作品だったらなおさらいいなと思うので、あと3本ぐらい富山で作りたいです。

――本作は富山ではすでに公開中ですね。これから作品に込めた想いとともに、富山の魅力も全国に伝わっていくことを期待しています。

坂本 富山では、お客さんからよいコメントをたくさんいただいています。美しい自然とあたたかい人々と16歳の少女の成長を描いた作品になっています。劇場に来にくい時期ですが、ぜひ劇場で観てもらいたいなと思います。

( 2020年3月13日 東京~富山のSkypeインタビュー 取材:深谷直子 )

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もみの家 (2020年/日本/105分/5.1ch/シネスコサイズ/カラー/デジタル)
出演:南 沙良,緒形直人,田中美里,中村 蒼,渡辺真起子,二階堂 智,菅原大吉,佐々木すみ江
監督:坂本欣弘 脚本:北川亜矢子 音楽:未知瑠 主題歌:羊毛とおはな 「明日は、」(LD&K)
製作:映画「もみの家」製作委員会 制作プロダクション:コトリ 配給:ビターズ・エンド
© 「もみの家」製作委員会
公式サイト 公式twitter 公式Facebook

新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町
ほか全国大ヒット上映中!

2020/03/24/13:53 | トラックバック (0)
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