今週の一本

レビュー:『ゴーストライター』

『古戦場のポランスキーは昭和のHERO』 / 久しぶりに、INTROさんに原稿を書かせてもらいます(『無常素描』に関しては経緯が違うため個人的には別)。本サイトで休止中の連載があるのに、その主な理由である仕事がまだ終わっていないのに。基本的には、よくない、もうしわけないことです。6月に『ゴーストライター』という映画を試写で拝見したのです。通のみなさんの今夏の話題はこれで持ちきりだろう、僕などが何か言う必要は皆無と考えていま...  続きを読む

2011/08/04/14:03 | トラックバック (7) | 「こ」行作品 ,今週の一本 ,若木康輔

レビュー:東京公園

『まっすぐ見ること』 / 『サッド ヴァケイション』から4年弱、青山真治監督の新作長篇がいよいよお目見え!……などと軽~く書き出そうものなら、熱心なファンの諸氏のお怒りを買ってしまいそうで心配だ。もちろんわたしとて、SF映画を撮る話が立ち消えたのはどこかで耳にした気がするし、原作・島田雅彦、脚本・荒井晴彦の『退廃姉妹』の企画に関するニュースが一向に伝わってこないのに気をもんだりはしていた。だからこそ、ここ数年、少なからぬ苦...  続きを読む

2011/06/16/21:08 | トラックバック (5) | 「と」行作品 ,今週の一本 ,鈴木並木

レビュー:マイ・バック・ページ

『運命のひとひねり』 / 冒頭、画面にはまだアスミック・エースやWOWOWのロゴしか出ていないうちから、1分1秒を惜しむかのように、1969年1月の東大安田講堂攻防戦を伝えるナレーションがあわただしく流れ始める。山下敦弘監督の約4年ぶりの長篇『マイ・バック・ページ』は、こうして、いささか性急に姿を現す。映画監督の仕事は究極的には時間をどう扱うか、だと思っているので、これからの時間がどのように使われていくのか、どうしても興味がつ...  続きを読む

2011/05/28/13:37 | トラックバック (10) | 今週の一本 ,「ま」行作品 ,鈴木並木

レビュー:婚前特急

『リアリズムとありえなさ』 / 新鋭前田弘二監督の劇場デビュー作は、あの吉高由里子がなんと五股をかける「21世紀のスクリューボールコメディ」(チラシより)との触れ込みで、もしそれがホントにホントだったら、いままでになかった日本映画の誕生、と相成るわけですが、はてさて。そもそも、スクリューボール・コメディって何でしたっけ、とWikipedia様にお伺いを立ててみると、「主に1930年代から1940年代にかけてアメリカで流行したロマンティック...  続きを読む

2011/04/01/15:52 | トラックバック (4) | 今週の一本 ,鈴木並木

レビュー:エリックを探して

『ケン・ローチらしからぬ、何度でも繰り返し観たくなる、愛すべき映画』/“You can change your wife, your house, your car, but you can never change your team.(妻や家、車は替えることができる。だが(応援するサッカー)チームは絶対に替えることはできない。)”スコットランドのサッカークラブ、ダンディー・ユナイテッドの元チェアマン、エディ・トンプソンはこう語ったと言われているが、言い得て妙だ。筆者も大のサッカー好きなので、この気持...  続きを読む

2010/12/25/17:20 | トラックバック (6) | 今週の一本 ,富田優子

レビュー:わたしの可愛い人―シェリ

『「だめんず」を愛した女の自己責任』 / 恋を取るのか、プライドを守るのか――。ヒロインのレア(ミシェル・ファイファー)は、まさに究極の二者選択を迫られる。親子ほども歳の離れた恋人シェリ(ルパート・フレンド)との愛は、一生に一度きりの愛だと確信している。だからこそ、愛する人と生涯を共に過ごしたいと心から願う。でも、そうすることは、今までの自分の誇り高い人生を完全否定することになる。彼を愛しているのに、彼と一緒にいたら自分らしくいら...  続きを読む

2010/10/21/13:42 | トラックバック (4) | 今週の一本 ,富田優子 ,「わ」行作品

レビュー:華麗なるアリバイ

『フランス式パッケージで味わうミステリー映画』 / 恋愛ミステリー『華麗なるアリバイ』は、”ミステリーの女王”と謳われ、その作品の数々は、聖書とシェイクスピアの次に多く読まれていると言われる作家、アガサ・クリスティの『ホロー荘の殺人』の映画化である。男と女の複雑な心理、恋愛模様の機微を描いたその小説は、ミステリーとしてはもちろん、恋愛小説としても高く評価されている。殺人と恋愛の駆け引き……愛と憎しみ、嫉妬や羨望が交錯する...  続きを読む

2010/06/26/14:09 | トラックバック (1) | 「か」行作品 ,今週の一本 ,鎌田絢也

レビュー:サバイバル・オブ・ザ・デッド

『ゾンビ映画という名の祈り』 / まずは質問。あなたがいちばん最近見た映画を思い出してください。ふむふむ。ジャンルはなんでしたか?恋愛?青春?コメディ?ミステリー?SF?社会派?人間ドラマ?アニメ?なるほど。ではそもそもそのジャンル、どうやって決められるものなのでしょうか。登場人物が恋愛のことぱかり考えていれば恋愛映画。主人公が悩める若者だったら青春映画。謎の解決に向かって進んでいくのがミステリー。などなど、あたかも...  続きを読む

2010/06/13/22:33 | トラックバック (4) | 「さ」行作品 ,今週の一本 ,鈴木並木

レビュー:殺人犯

『あの日に(ちょっとだけ)かえりたい』 / 今年に入ってからは、「新春特別企画・2009年マイベストムービー」に参加して以来、INTROに何にも寄稿していなかった若木でございます。急に思い立って、6月から公開される香港映画『殺人犯』について書かせてもらいます。連続猟奇殺人事件を刑事が追うと、犯人は自分だと考えなければ説明のつかない状況証拠ばかりが見つかる。刑事は次第に精神的に追い詰められ……。〈ネタバレ注意〉などと遠慮しながら書くのはイヤなので...  続きを読む

2010/06/01/20:50 | トラックバック (1) | 「さ」行作品 ,今週の一本 ,若木康輔

レビュー:17歳の肖像

『「夢見る夢子ちゃん」が経験する、大人になるための“Education”』 / (ネタバレあり!)学校の勉強っていったい何の役に立つの?多くの人はこういう疑問を、一度くらいは抱いたことがあるだろう。10代の頃、両親など周りの大人は「勉強の大切さ」をこんこんと諭すが、それが煩わしい。勉強なんかよりもはるかに大切なものがあるような気がして、自己主張ばかりしていた。だが、大人になって振り返れば、その自己主張は若さゆえのただの傲慢さであっ...  続きを読む

2010/04/17/10:57 | トラックバック (10) | 今週の一本 ,富田優子 ,「数字」から始まる作品

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