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「ラヴレース」/アマンダ・セイフライド

アマンダ・セイフライド
映画「ラヴレース」について

公式

2013年3月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

1972年に公開されるや全米で社会現象を巻き起こした伝説のポルノ映画『ディープ・スロート』の主演女優リンダ・ラヴレースの半生を描いた本作「ラヴレース」で、リンダ・ラヴレース役に体当たりで挑んだアマンダ・セイフライドの公式インタビューをお届けする。

アマンダ・セイフライド 1985年生まれ。ペンシルヴァニア州アレンタウン出身。11歳のころから子役モデルとして活動を始め、04年、リンジー・ローハン主演のティーン・コメディ『ミーン・ガールズ』で映画女優としてデビュー。08年、ABBAのヒット曲をフィーチャーした人気ミュージカル劇の映画化作品『マンマ・ミーア!』で主人公のソフィー役に抜擢され、一気にブレイク。その後、『親愛なるきみへ』(10)や『ジュリエットからの手紙』(10)といったラブ・ロマンス物から、ジャスティン・ティンバーレイクと共演した『TIME/タイム』(11)のようなSF大作まで、幅広い役をこなし、現在のハリウッドを代表する若手女優の1人として活躍中。12年の『レ・ミゼラブル』ではコゼット役を演じ、『マンマ・ミーア!』に続いて、吹き替えなしの歌を見事に披露したことでも話題を呼んだ。
その他の主な出演作は『ジェニファーズ・ボディ』(09)、『クロエ』(09)、『赤ずきん』(11)、『ファインド・アウト』(12)、『グリフィン家のウエディングノート』(13)、『Epic(原題)』(13、声の出演)など。また、今後の出演予定作として、『テッド』のセス・マクファーレンが主演・監督を務める『A Million Ways to Die in the West』(14年公開予定)、ベン・スティラーやナオミ・ワッツとの共演作『While We're Young』(15年公開予定)が控えている。

「ラヴレース」場面1<STORY>1970年―― 21才のリンダ・ボアマン(アマンダ・セイフライド)は、フロリダの小さな町で、厳格なカトリック教徒の両親(ロバート・パトリック&シャロン・ストーン)と暮らしていた。ある夜、リンダは女友達と遊びに行った帰りに、地元でバーの経営をしているチャック・トレイナー(ピーター・サースガード)と知り合う。厳しい両親との生活にうんざりしていたリンダは、チャックの優しい言葉に惹かれ、彼とつきあい、すぐに結婚する。性的にうぶだったリンダに対して、チャックは、セックスの快楽を一から教え込んでいった。
その半年後―― チャックのダークで陰湿な一面が、しだいに明らかになってきた。妻のリンダをポルノ映画へ出演させるという、とんでもないアイディアを思いつく。
たった7日間で撮影されたリンダの主演映画『ディープ・スロート』(タイトルはリンダがチャックから伝授された「秘技」を指して付けられた)は、1972年に全米公開され、記録的な大ヒット作となった。「リンダ・ラヴレース」というポルノ女優としての芸名を授かった彼女は、一躍スーパースターに――パーティ会場でも「プレイボーイ」編集長のヒュー・ヘフナー(ジェームズ・フランコ)やサミー・デイヴィス・Jr.といった有名人から賞賛されるほどの人気者となり、70年代の解放的な「セックス革命のシンボル」として祭り上げられていく。
しかし、その6年後―― ニューヨークで新生活を始めたリンダは、自伝本を書くために、出版社を訪れる。これから書こうとする内容の真偽を証明するため、彼女はポリグラフ(ウソ発見器)のテストを受ける。そこで語られるのは、長年メディアによって捏造されてきた「リンダ・ラヴレース伝説」の裏で起こっていた「衝撃の真実」だった…


――リンダ・ラヴレース役を引き受けたときのことを教えてください。

アマンダ 監督のロブ&ジェフリーとの長い会食後に、私もこの映画に参加することに決めたの。彼らが持っていた大きな資料集は、リンダに関する莫大なリサーチとたくさんの写真で溢れていたんです。彼女の視点から物語を語りたいという彼らの完璧なビジョンを聞いて、とても気に入ったし、私自身も彼女の現実についてすぐに理解することができたの。

――あなたは1985年生まれですが、今回のプロジェクトの前にはリンダ・ラヴレースや映画『ディープ・スロート』のことを知っていましたか。

アマンダ いいえ、この映画のために『インサイド・ディープ・スロート』を観るまでは、映画のこともリンダ自身のことも何も知りませんでした。だから両親にも当時の反響を聞いたりして(笑)。監督のロブとジェフリーが彼らの集めた膨大な写真やフッテージ、本などの資料を私に見せてくれたし、私自身も彼女が出た映画もほとんど全部観て役作りをしていきました。

――あなたはなぜこの役に惹かれたのでしょうか?

アマンダ 私はチャレンジングな役が好きなの。特に実在の人物を演じる場合は責任を感じるから怖くもある。だから大きな挑戦だけど、エキサイティングでもあります。と同時に、彼女自身にアクセスする方法はたくさんあったの。彼女はポルノ業界のスターだっただけに資料もたくさん残っているから、そういう点でキャラクター作りはあまり難しくないと感じたんです。それにこの映画のスタッフは素晴らしい人ばかりだったから、そんなに心配はしていなかったの。共演者もみんな優しくて、シャロン・ストーンは撮影の当初からとても励ましてくれました。

「ラヴレース」場面2 「ラヴレース」場面3――この役は女優にとって引き受けるのに勇気がいる役だったと思います。不安はありませんでしたか?

アマンダ 実在した人物を演じるときにいつも不安はつきものなんです。でもその反面、彼女の映像や自叙伝など、彼女のことを知る手掛かりはたくさんありました。反ポルノ活動家だった彼女は、ポルノに反対するためたくさんの取材も受けていましたし。これらの手掛かりがあったから、ある意味でとても心強かったです。もしかするとすでにこの世にいない人を演じる方が気が楽なのかもしれませんね。彼らの反応を心配する必要がないから…。でもこの映画は彼女の視点から描かれているので、私は彼女を正しく理解したかったんです。彼女は驚くべき人生を生きたのですから。

――役作りの上でリンダ自身からどんなインスピレーションを得ましたか?

アマンダ まさに彼女が持っているサバイバルの能力に感化されました。 すごく悲劇的な人生を体験したにもかかわらず、彼女はそこから抜け出して最後には自分の家族を持つことができました。彼女が経験してきたことはとても困難なことだけれど、それを語ることを恐れず、他の女性たちとシェアすることを恐れなかった。だって女性なら誰でもポルノ業界で搾取されることを望みはしないでしょう?そういう彼女の勇気や行動力にはとても触発されました。決して楽な人生ではなかったけれど、彼女は他の女性たちのことも理解し、世界に居場所をみつけることができた。ポルノ産業で強要され、利用された後にも関わらず…。それは誰にでもできることじゃありません。それに思春期の頃、彼女はとても純粋だったけれど、両親からはあまり顧みられなかったからそういう生い立ちが彼女の性格に影響を与えたのだと思います。

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ラヴレース 2013年/アメリカ/カラー/93分/
監督:ロバート・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン
製作:ジェイソン・ワインバーグ、ジム・ヤング、ハイディ・ジョー・マーケル、ローラ・リスター
製作総指揮:ジョン・トンプソン、マーク・ギル、メリット・ジョンソン、アビ・ラーナー、ダニー・ディムボート、トレバー・ショート、ボアズ・デビッドソン
脚本:アンディ・ベリン 撮影:エリック・エドワーズ 美術:ウィリアム・アーノルド
衣装:カリン・ワグナー 編集:ロバート・ダルバ、マシュー・ランドン 音楽:スティーブン・トラスク
出演:アマンダ・セイフライド,ピーター・サースガード,ハンク・アザリア,アダム・ブロディ,ボビー・カナヴェイル,ジェームズ・フランコ,デビ・メイザー,クリス・ノース,クロエ・セビニー,シャロン・ストーン,ジュノー・テンプル
配給:日活 ©2012 LOVELACE PRODUCTIONS,INC. ALL RIGHTS RESERVED
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2013年3月1日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町
ほか全国順次ロードショー

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2014/02/22/16:46 | トラックバック (0)
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