安藤 桃子 (映画監督)
映画『0.5ミリ』について
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2014年11月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー!
「カケラ」で鮮烈にデビューした安藤桃子監督が実妹の安藤サクラを主演に起用して、自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説を映画化した監督第2作の新作「0.5ミリ」が公開される。こちらが宣伝に入った「ハーブ&ドロシー」のトークに出てもらったりしたこともある安藤桃子監督に話を聞いた。
(取材・撮影:わたなべりんたろう)
安藤 桃子
1982年3月19日生まれ。高校時代よりイギリスに留学。ロンドン大学芸術学部を次席で卒業。その後ニューヨークで映画作りを学び、監督助手として働く。2010年監督・脚本を務めたデビュー作『カケラ』が、ロンドンICA(インスティチュート・オブ・コンテンポラリー・アート)と東京で同時公開され、その他多数の海外映画祭に出品、国内外で高い評価を得る。11年に幻冬舎から初の書き下ろし長編小説『0.5ミリ』を刊行。自身の小説を映画化した本作は待望の第2作目。監督業や執筆業、音楽コラムの連載など、多岐にわたり活動している。
[あらすじ] 介護ヘルパーの山岸サワは、派遣先の家族から「冥土の土産におじいちゃんと寝てほしい」との依頼を受ける。しかしその当日、サワはある事件に巻き込まれ、家も金も仕事も全てを失ってしまう。人生の崖っぷちに立たされたサワは、訳ありの老人を見つけては介護を買って出る、押しかけヘルパーとして生きていくことになる……。
1982年3月19日生まれ。高校時代よりイギリスに留学。ロンドン大学芸術学部を次席で卒業。その後ニューヨークで映画作りを学び、監督助手として働く。2010年監督・脚本を務めたデビュー作『カケラ』が、ロンドンICA(インスティチュート・オブ・コンテンポラリー・アート)と東京で同時公開され、その他多数の海外映画祭に出品、国内外で高い評価を得る。11年に幻冬舎から初の書き下ろし長編小説『0.5ミリ』を刊行。自身の小説を映画化した本作は待望の第2作目。監督業や執筆業、音楽コラムの連載など、多岐にわたり活動している。
[あらすじ] 介護ヘルパーの山岸サワは、派遣先の家族から「冥土の土産におじいちゃんと寝てほしい」との依頼を受ける。しかしその当日、サワはある事件に巻き込まれ、家も金も仕事も全てを失ってしまう。人生の崖っぷちに立たされたサワは、訳ありの老人を見つけては介護を買って出る、押しかけヘルパーとして生きていくことになる……。
――素晴らしい力作でした。作るのが大変なことだったと思います。
安藤 ありがとうございます。
――観てまず「いい意味で、これはやったな」と。2作目で好きなことを存分にやってテレンス・マリックだなと。安藤桃子版「天国の日々」だなと思いました。
安藤 本当に? それは嬉しいです。 始めから何て強力な賞賛の言葉!
――でもマリックみたいに次は15年ぐらい撮れなくなってしまうかも……
安藤 わはは!でも意外なことで最近気付いたんですが父の2作目『るにん』が凄い長編だったんです。上映時間が長いのが一緒で不思議ですけど。1作目は「未知な世界」、それゆえに自由に作れるところがあるんです。2作目は1作目で学んだことを生かして爆発させたいという、ある意味で「怖いものなし」で突っ込んで作れる気がします。だから3作目は怖いと言えば怖いです。
――2作目で作家性がより見えた気がしました。原作が本人なのもあると思います。
安藤 はい、そうだと思います。
――1作目と同じなのは何かなと思ったら、部屋の中のシーンは割りと多いし、取っ組み合いが多いなと。
安藤 確かに。後、窓が好きだということを最近気が付きました。
――2回観て前作と違い、カメラが人の周りを回っているなと気付きました。カメラワークとして被写体に一回近づいてまた離れて近づくのが多いなと。
安藤 今回カメラを動かしたいというのはありました。フィックスももちろんあるんですが、ヘビのように動いてはバトンタッチしていくようなイメージがありましたね。
――カメラを途中で人に手渡ししていたりとかもしている?
安藤 いや、カットつなぎをそうしたかったんです。見つめているものの目線が1作目の「カケラ」のように青春ではないので。「カケラ」は少女性だったり、そこにいる人物の生々しい部分まで切り取りたいのがあったけど、今作は老人が被写体なんで、老人のカサついた肌を虫メガネで毛穴まで見つめるように撮るのはしたくなかった。ある意味、ファンタジー映画のような感覚を持って撮りたいと思っていました。
0.5ミリ 2013/196分/カラー/ビスタサイズ
出演:安藤サクラ / 柄本明 坂田利夫 草笛光子 津川雅彦
監督・脚本:安藤桃子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥田瑛二 プロデューサー:長澤佳也
アソシエイト・プロデューサー:畠中鈴子 原作「0.5ミリ」安藤桃子(幻冬舎文庫)
撮影:灰原隆裕 照明:太田博 美術:竹内公一 録音・整音:渡辺真司 音楽:TaQ フードスタイリスト:安藤和津 主題歌「残照」寺尾紗穂 作詞・作曲:寺尾紗穂(アルバム「残照」収録)(発売元:MIDI INC./Published by YANO MUSIC PUBLISHING Co.,Ltd.) 助成:文化芸術振興費補助金
企画:ゼロ・ピクチュアズ 制作:リアルプロダクツ 製作:ゼロ・ピクチュアズ,リアルプロダクツ,ユマニテ
配給:彩プロ 宣伝:『0.5ミリ』三姉妹 広報企画:道田有妃 © 2013 ZERO PICTURES / REALPRODUCTS
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出演:安藤サクラ / 柄本明 坂田利夫 草笛光子 津川雅彦
監督・脚本:安藤桃子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥田瑛二 プロデューサー:長澤佳也
アソシエイト・プロデューサー:畠中鈴子 原作「0.5ミリ」安藤桃子(幻冬舎文庫)
撮影:灰原隆裕 照明:太田博 美術:竹内公一 録音・整音:渡辺真司 音楽:TaQ フードスタイリスト:安藤和津 主題歌「残照」寺尾紗穂 作詞・作曲:寺尾紗穂(アルバム「残照」収録)(発売元:MIDI INC./Published by YANO MUSIC PUBLISHING Co.,Ltd.) 助成:文化芸術振興費補助金
企画:ゼロ・ピクチュアズ 制作:リアルプロダクツ 製作:ゼロ・ピクチュアズ,リアルプロダクツ,ユマニテ
配給:彩プロ 宣伝:『0.5ミリ』三姉妹 広報企画:道田有妃 © 2013 ZERO PICTURES / REALPRODUCTS
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