複雑な家庭環境に育ち、トラブルばかり起こしていた少年ステットが、持ち前の美声を認められて名門少年合唱団へ入学、そこでカーヴェル師の厳しい指導や、同級生たちからのイジメに遭いながらも、次第に歌うことに魅了されていく姿を描いた感動作。本作の一般試写会に5組10名様をご招待します。
◆会場:よみうりホール (東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
◆『ボーイ・ソプラノ試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:2015年8月19日(水)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://boysoprano.asmik-ace.co.jp/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
2015年トロント国際映画祭正式出品作品(GALA部門)
それは、ほんのひとときだけの、奇跡の歌声――
ひとりぼっちの少年が、“歌”と人生の“師”に出会った時、運命が変わる。
ボーイ・ソプラノ
ただひとつの歌声
乱暴な問題児だが歌うことだけは上手な12歳の少年ステット。突然母を亡くし、初めて会った父親に面倒をみることを拒否された彼は、著名だが厳格なカーヴェルが指導する少年聖歌隊の有名校に入学させられる。厳しい学校の規律、クラスメイトからのいじめ、初めて触れる音楽の難しさに、たびたび逃げ出そうとするステットだったが、徐々に歌うことの楽しさに目覚めていく。才能がありながらも逃げてばかりのステットを認めなかったカーヴェルは、病気で倒れた生徒の代わりにステットをリードボーカルに指名するが――。
2015年9月11日(金)TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー
彼が教えてくれたのは、今この瞬間、自分の才能を信じること
心揺さぶる少年たちの歌声
――それは一瞬の輝き。夢と感動の人間賛歌
厳しい生活環境下で生き抜いてきた少年が、突然の事故をきっかけに米国一のエリート少年合唱団を有する私立高に入学し、ベテラン合唱団団長と出会い、才能を開花させ、自身の人生を切り開いていく感動のドラマ。
13歳頃までの少年の歌声は、心を解き放ち大空に舞い上がるような高音域の妙がある。だが、その歌声は一瞬にして消え去る。子供時代の束の間の美しさと、時間の奥深い力を思い知らされるかのように。
これは、不屈の魂から生まれた、奇跡の物語。
また本作は、若い頃音楽を学んだ経験のあるダスティン・ホフマンの自伝的映画ともいえる。
映画界、オペラ、舞台劇をまたにかける名匠フランソワ・ジラール
天使の歌声でありながら短命な少年合唱団に着目したのは、映画監督としてもオペラや舞台劇の演出家としても高い評価を誇るフランソワ・ジラール。『レッド・バイオリン』(98)で米アカデミー賞最優秀作曲賞を受賞、日本から中谷美紀、役所広司が出演した『シルク』(07)で世界中で注目され、さらにシルク・ドゥ・ソレイユが08年~10年まで東京で初めての常設公演としておこなった「ZED」などの脚本と演出も担当し、これまでに100以上の国際的な賞を受賞し、世界中の大衆の喝采を受けている名匠だ。
本作は、ベン・リプリーのオリジナル脚本に基づき、ジラールがメガホンを取った。ジラール監督はこの企画に着手したときのことを振り返り、こう語った。
「ほとんど何も知らされずにこの脚本を受け取った。そして読み始めた僕は本当に感動したんだ。感性豊かで音楽家でもある脚本家によって書かれた、真実に溢れ、多くの層が積み重なった脚本だった。彼が音楽家であることが重要だった。音楽と言葉を調和させるのはとても難しいことだからだ。だがベン・リプリーはその二つを見事に織り合わせていた。」
ダスティン・ホフマン、キャシー・ベイツをはじめとする実力派と注目の若手俳優が共演!
そしてこの物語に息を吹き込んだのは、数々の賞に輝いた珠玉の役者陣。
数々の賞賛を受けてきたベテラン教師で今なお衰え知らずの頑固な合唱団団長に、2度の米アカデミー賞に輝くダスティン・ホフマン。輝かしい受賞歴に劣らず、本作で演じるカーヴェルという人物像を完璧に作り上げ、厳格でありながら穏やかでどこか安心感を与えるキャラクターであることがポスタービジュアルからも見てとれる。
そのほかに、同じく米アカデミー賞受賞者キャシー・ベイツ、2度のエミー賞に輝くエディ・イザード、米アカデミー賞に3度ノミネート経験をもつデブラ・ウィンガー、そしてジョシュ・ルーカス(『ビューティフル・マインド』(01))、ケヴィン・マクヘイル(TVシリーズ「Glee」(09~15))が参加し、さらにエキサイティングな新人俳優たちが少年合唱団員として見事な演技を披露している。
映画界の次代を担う才能、ギャレット・ウェアリング
物語の中心人物となる天才少年シンガー、ステットを演じるのは、新人若手俳優ギャレット・ウェアリング。
ギャレットはステットと同じテキサス州出身の12歳の若手俳優で、本作が長編映画デビュー作でありながら米映画界の次代を担う才能として期待されている。問題児であったがダスティン・ホフマン演じるカーヴェルをはじめ、人と触れ合うことによって逞しく成長していく少年を瑞々しく演じている。
ポスタービジュアルからも、天才でありながら繊細で感受性豊かなステットの優しい表情を垣間見ることができる。