ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
シネマミュージアム ―秋の特別上映会―
2015年10月14日(水)~18日(日)まで東京都美術館、
10月13日(火)~16日(金)までアンダーズ 東京にて開催 ※料金無料
米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が、ショートフィルムの魅力を広めることと若手映像作家の育成を目的に、毎年開催しているイベント「シネマミュージアム ―秋の特別上映会―」が今年も開催される。今回は、映画祭グランプリ受賞作品ほか、芸術の秋にちなんだ「アート」をテーマにセレクトした全6プログラムを上映。
また、エグゼクティブクリエイティブディレクターの長谷部守彦氏が、世界で受ける広告映像やショートフィルムの未来を語るワークショップ、
ご当地キャラも登場する地域の魅力満載のスペシャルイベント「旅もじゃ presents 日本“魅力”発見!」が開催されるほか、横山由依(AKB48)の映画初主演作『漁船の光』も初上映される。
料金はすべて無料なので、是非この機会にショートフィルムの魅力に触れてみて欲しい。
イベント 情報
クリエイティブディレクター長谷部守彦氏によるワークショップ
日時:10月18日(日) 14:00~16:30 会場:東京都美術館
テーマ:ショートフィルムと広告の未来
申込方法:9月9日(水)14時から、ホームページにて先着順で受け付けます。
旅もじゃ presents 日本“魅力”発見!
日時:10月18日(日)10:30~11:50 会場:東京都美術館
横山由依、映画初主演作『漁船の光』を初上映
日時:10月15日(木)10:50~11:50 会場:東京都美術館
上映プログラムの紹介
アートショートフィルムプログラム監督:Julian Marshall / アメリカ / 20:00 / ドラマ / 2013
「OBEY」のステッカーや、オバマ大統領選のグラフィックが有名なストリートアートの巨匠シェパード・フェアリーの原点に迫るともいえる実話をもとにした物語。
アメリカを代表するストリートアーティスト、シェパード・フェアリー。ロードアイランド造形大学の学生だった彼は、アンドレ・ザ・ジャイアントのステッカーを街に貼り、アートのパワーがどこまで通じるのか試していた。そんなある日、学校の課題で、フォーチュンクッキーのメッセージを自分なりに表現するという課題が出る。当時のロードアイランド州都プロビデンスの市長再選を狙うバディ・チアンチのビルボードを見て、彼はある行動に出る…。日本でも絶大な人気を誇る「オベイ・ジャイアント」の誕生を描いた作品。
監督:Ariel Schulman & Henry Joost / アメリカ / 5:54 / ドキュメンタリー / 2012
現代美術界の最重要作家としてコンセプチュアルアートを牽引してきたジョン・バルデッサリが語る!
初期の絵画製作から文章、ビデオ、写真を駆使したコラージュ作品へと移行し、メトロポリタン美術館など、世界的に有名な美術館で数々の展覧会が開催されているアメリカを代表するコンセプチュアルアーティスト、ジョン・バルデッサリがカメラの前で、人生について、アートについて語る。ナレーションはトム・ウェイツ。
監督:Tony White / イギリス / 5:13 / アニメーション / 1978
1979年BAFTA(英国アカデミー賞)短編アニメーション受賞作品
今もなお、全世界のアーティストに多大な影響を与えている葛飾北斎のスケッチブックにインスパイアされたイギリス人監督によるアニメーション。
Amelie Harrault / フランス / 14:27 / アニメーション / 2013
1920年代のパリで、マン・レイ、ピカソ、藤田 嗣治など数多の芸術家に愛されたアリス・プランの生涯
20世紀初頭に名だたる前衛美術家の創造の女神として君臨した「モンパルナスのキキ」。きらびやかなパリ・モンパルナス地区で、彼女は一介のモデルから画家、作家、キャバレー歌手へと夜の女王として開花する。
齊藤工が大橋トリオの楽曲「HONEY」をモチーフにメガホンをとった初監督作品!
全日制高校に通う女子高生と、定時制高校に通う青年との、机の落書きを介した心の交流。単純な男女の恋愛ではなく、精神的な深い繋がりを描く今までにないラブストーリー。 キャスト:田辺桃子、井浦新 他
SSFF & ASIA 2015オフィシャルコンペティション審査員の冲方丁さん、奥田瑛二さん、要潤さん、河瀨直美さん、チョン・ウソンさん、藤原紀香さんが選んだグランプリを含む受賞作品と、山崎 貴さんも絶賛したCGアニメーション部門の優秀賞作品を上映。グランプリ『キミのモノ』はイランの2人の少年のやりとりを描いた優しくなれる作品。
SSFF & ASIA 2015グランプリ作品
『キミのモノ』(Cloudy Children)
監督:Reza Fahimi / イラン / 18:04 / ドラマ / 2014
ある小さな街で、2人の少年が手に入ることのない物たちを、自分だけのものだと言い張っていたが、やがて、あらゆる手の届かないものを分かち合うこととなる。
観客の投票によって決まるオーディエンスアワード受賞作品は実力派の作品がラインナップ。オーストラリアの『インタビュー』は、障害者の方たちが映画制作を学び、プロとして活動できるようサポートする非営利組織、Bus Stop Filmsの作品。『ゴッサム ジャンブル パフェ』には加藤雅也さんが出演。
SSFF & ASIA 2013インターナショナル部門オーディエンスアワード受賞作品
『インタビュー』(The Interviewer)
監督:Genevieve Clay-Smith & Robin Bryan
オーストラリア / 12:52 / コメディ・ドラマ / 2012
世界を良くしたいと意気込む弁護士、トーマスの夢は、小さな法律事務所の公益奉仕部門で人のために仕事をすること。そんな彼が大手弁護士事務所で一風変わった面接を受ける。
アカデミー賞&カンヌ映画祭受賞ショートフィルムプログラム
2015年度の米国アカデミー賞短編実写部門受賞作品『一本の電話』、カンヌ映画祭の短編パルムドール作品『ウェーブ98』を国内初上映。映画好きにはたまらないハイクオリティな全4作品。カンヌ映画祭シネフォンダシオン一位受賞の『シェア』は、いま社会問題にもなっているSNS被害にあった女子高生の姿を描いた社会派作品。
ハリウッドスター ショートフィルムプログラム
ケビン・スペイシー(『アメリカン・ビューティー』)、ジェイミー・ドーナン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)らが出演する作品やガエル・ガルシア・ベルナル(『バベル』)が監督を務めた作品などを上映。ビル・マーレイ出演作は、監督がビルに出会ったとき、サインの代わりに出演を依頼。スローモーションで歩いてくれとお願いしたところ快諾され1分のフェイクトレイラ―に仕上がった。
アジア&ジャパン ショートフィルムプログラム
SSFF & ASIAが東京都との共催10周年を記念して製作した「東京ショートフィルムプロジェクト」から『Tokyo Symphony』を上映するほか、シンガポールを代表する若手監督のひとり、ロイストン・タン監督のルーツに迫る初期短編作品『D.I.Y』など、躍動感あふれる新旧のアジア作品にフォーカスしたラインナップ。
2015年10月14日(水)~18日(日)まで東京都美術館、
10月13日(火)~16日(金)までアンダーズ 東京にて開催 ※料金無料
主なキャスト / スタッフ
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