世界初のヘッドフォン劇場システム「サイレントシアター®」による、まったく新しい劇場体験

シアターギルド社が発明・開発した、ヘッドフォンで映画を鑑賞する新しい上映システム「サイレントシアター®」を実装させた直営第一号となる「シアターギルド代官山」が、6月1日より営業開始する。
株式会社シアターギルド代表の五十嵐壮太郎氏が、幼少期に暮らしたパリの映画館体験を原点にしているという「シアターギルド」は、居心地のよさを追求した内装設計も独特だ。靴を脱いで、カーテンを開けると目の前に現れるメインスクリーンは、サイズ 3 m × 5 m の特注 4K LED スクリーンが設置されており、入り口付近には1枚板のメインテーブルをはじめ、バーカウンター、大小さまざまな世界の銘品チェアが並び、壁面にはアート作品の数々が展示されている。座る場所は自由。好きな場所で、好きな姿勢で映画を楽しむことができる特別な空間は、巨大なリビングルームのような快適さを目指したという。

「サイレントシアター®」は専用ヘッドホンによる独特の没入感に加え、利用者自身で個別に音響ボリュームを調整することが可能とのことで、隣の人の雑音を気にすることなく、上映中でも窓を開放して季節の風を感じながら映画を楽しむことができる唯一無二の映画体験を提供し、地元密着型の映画館として、映画を観る人、つくる人、かかわる人、好きな人が集う小さなサロンとして、映画が生まれる場所として、時間とともに街の一部として愛される場所にしていきたい、と意気込む。

6月の上映予定映画は、『A GHOST STORY／ア・ゴースト・ストーリー』『フェアウェル』『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』『愛のむきだし』『メランコリック』『ニューヨーク公共図書館　エクス・リブリス』の6作品で、チケットは公式サイトにて販売中。また、上映作品のリクエストも募集中とのことで、「サイレントシアター®」での映画鑑賞が気に入ったという方は、お気に入りの一本をリクエストしてみてはいかがだろうか。