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連続講座「現代アートハウス入門
ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」

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2021年12月11日(土)~17日(金) ユーロスペースほか全国23館にて開催!!
(2021年10月18日 現在)

INTRODUCTION

アートハウスへようこそ

連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」ポスター画像 1970 年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉は、“ミニシアター”という呼称で親しまれてきました。ここは世界中の映画と刺激をもとめる観客とが出会う場所。多様な映画体験によって、未来の映画作家だけでなく、さまざまなアーティストを育む文化的ビオトープとしての役割を担ってきました。上映されるのは、ただ楽しむための作品だけではありません。目を覆うほどグロテスクで、心をズタズタに引き裂く映画もあれば、ため息が出るほど美しい眼福の映画もあります。〈アートハウス〉の暗闇でスクリーンが反射する光を浴びることは、多かれ少なかれ――私たちの生き方を変えてしまう体験なのです。

連続講座「現代アートハウス入門」では、〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた「ネオクラシック(新しい古典)」と呼びうる作品を7 夜連続日替わりで上映し、気鋭の映画作家たちによるレクチャーやトークの模様を参加劇場のスクリーンにライブ中継。さらに、オンラインツールを介して、全国の観客との Q&A を交えながら、これからの〈アートハウス〉についての知見を共有します。

第 2 回目となる今回は、今年 6 月に東京都青梅市にオープンしたシネマネコなどが新たに参加し、全国 23 館をつないで同時開催。イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督『クローズ・アップ』(1990 年)や、仏映画の巨匠ジャン=リュック・ゴダールらにも大きな衝撃を与えたボリビア・ウカマウ集団のホルヘ・サンヒネス監督『鳥の歌』(1995 年)など全 7 作品を上映します。

『クローズ・アップ』画像『クローズ・アップ』©1990 Farabi Cinema 『鳥の歌』画像『鳥の歌』©GRUPO UKAMAU
COMMENTARY

講師をつとめる 7 名の映画作家と コメント50 音順、敬称略

  • 小田香(映画作家)
    アートハウスはあやしげな場所に見えることもあるかもしれませんが、それ以上に妖しい映画がかかっています。鑑賞後はより健全に、より不健全に、もしくはその両方になるかもしれません。あの映画のここは好きであそこは苦手など、誰かに言いたくなって、伝わらなくて、その体験まるごと、心のどこかに残り発酵していく映画がかかっています。
  • 小森はるか(映像作家)
    学生の頃に偶然観ていた映画が、数年経ってから、自分にとっての大切な一本だったと気付くことが増えました。途切れ途切れに蘇ってくる場面は、あの時わからなかった経験も大事なものだと教えてくれました。
  • 想田和弘(映画作家)
    真っ白で空虚なスクリーンなのに、いや、真っ白で空虚なスクリーンだからこそ、いったい何が映し出されるのか、無限の可能性が存在しているんですね。なんだか不思議じゃないですか?!
  • 岨手由貴子(映画監督)
    「クラシック映画」と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、それらは製作されてから何十年も、多くの人を魅了してきました。そんな映画の抗えない魅力を、一緒に反芻していく時間になればと思っています。
  • 広瀬奈々子(映画監督)
    ああ、そうか、自分はこの世界に対して、「ちょっと待った」を言いたかったのだと気づかされる映画がある。新しいものの見方を発見し、立ち止まって何度も考え、答えのない旅に出る。いい映画には共感や同調よりも、もっと豊かで驚きに満ちたものが、色褪せることなくたくさん詰まっている。
  • 深田晃司(映画監督)
    アッバス・キアロスタミとモフセン・マフバルマフの傑作群は、まだ二十歳前後であった私をイラン映画に心酔させた。『クローズ・ アップ』は中でも特に熱狂した一作で、映画の底なしの可能性をこの作品で感じて欲しい。
  • 三宅唱(映画監督)
    「人生は短すぎる」「だからこそ楽しまないと」いつどこでなぜその言葉が発せられるのか。私はその場面においてなにを見ていただろう?
開催概要

◆開催期間
2021年 12月 11日(土)~17日(金) 連日 19:00 開映

◆開催劇場 全 23 館(* 10 月 18 日(月) 現在)
[東京]ユーロスペース、 シネマネコ[神奈川]シネマ・ジャック&ベティ
[群馬]シネマテークたかさき[宮城]フォーラム仙台[山形]フォーラム山形
[福島]フォーラム福島[新潟]新潟・市民映画館 シネ・ウインド
[石川]シネモンド[富山]ほとり座[長野]長野相生座・長野ロキシー
[愛知]名古屋シネマテーク[大阪]シネ・ヌーヴォ 第七藝術劇場
[京都]京都シネマ[兵庫]元町映画館、 [広島]横川シネマ、シネマ尾道
[愛媛]シネマルナティック[福岡]KBC シネマ 1・2[大分]シネマ5
[熊本]Denkikan[沖縄]桜坂劇場

◆上映方法
同日同時刻に各映画館にて上映開始。主にユーロスペースに講師をつとめる映画作家、ゲストが登壇し、そのトークの模様を各映画館のスクリーンに生中継。トーク時間は約 60 分程度を予定。(上映・トークともに配信はいたしません。)

◆参加料金
1 プログラムにつき 30 歳以下 1,200 円(税込)、一般(31 歳以上)1,800 円(税込

CREDIT
企画・運営:東風 企画協力:ユーロスペース
技術協力・予告篇制作: restafilms WEB 制作:坂元純(月光堂) デザイン: loneliness books
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

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2021年12月11日(土)~17日(金) ユーロスペースほか全国23館にて開催!!
(2021年10月18日 現在)

2021/10/20/18:29 | トラックバック (0)
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