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2022年8月26日(金) 池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開

INTRODUCTION

幽霊になった青年と残された母の、大切で不思議な3日間

千葉・九十九里浜。実家のサーフショップで働く青年・健一は、不慮の事故で命を落とし、幽霊になってしまう。幽霊になった健一が実家に帰ると、そこには数年前に他界し、健一と同じく幽霊になった父・拓郎の姿が。さらに、母・彩子が幽霊が見えるということも発覚し……!?幽霊になった父と息子、そして幽霊が見える母。家族三人と彼らを取り巻く人々が過ごす三日間のファンタジー。

本作で主人公・健一を演じるのは、映画「ミッドナイトスワン amazonリンク:PrimeVideo『ミッドナイトスワン』」、ドラマ「左利きのエレン」などで知られる吉村界人。そして健一の母・彩子は、連続テレビ小説「あぐり」で主演を務めて以降、映画、ドラマ、舞台と幅広く出演している田中美里。父・拓郎は大河ドラマ「青天を衝け」など数々の作品への出演で知られ、昨年「山中静夫氏の尊厳死」にて日本映画批評家大賞の主演男優賞を受賞した津田寛治が演じる。ほか、ドラマ「全裸監督 シーズン2」などにも出演している冨手麻妙が健一の旧友の石川役、ドラマ「仮面ライダーW」で照井竜/仮面ライダーアクセルを演じて以降、舞台などにも幅広く出演している木ノ本嶺浩が、彩子に淡い想いを寄せる青年・高橋役を、映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」の五歩一豊が近所の幽霊・田中役を演じている。

「東京喰種」や「来る」などの制作に携わってきた山口龍大朗が商業作品初監督を務める本作。そのほか、岩井俊二監督作品「ラストレター」、「チィファの手紙」などの撮影監督を務めた神戸千木、映画「シンゴジラ」「ブラックパンサー」「メンインブラック:インターナショナル」「ムーラン(実写版)」「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」などに参加している CG コンポジター・大槻直貴ら豊富な実績を持つスタッフが多数参加している。

『人』場面画像1
COMMENTARY
  • もう会えない友人のことを思い出した
    元気?って馬鹿げたメールを送りたくなった。 ――作家 燃え殻
  • 「人」は厄介な映画である。
    死して尚、存在し続けたいという人の密やかな欲望をまるで夢の世界のように描いていて、 けれどこれが日常感に溢れ存在の意義とか考えさせられる。
    しかも36分で描いてしまうその滅多にない感じ。
    死して尚、引っかかる存在は厄介で哀しい。――映画監督 篠原哲雄
  • 海が印象的に使われている本作。
    劇中で繰り返される波の音が『死』を『生』のイメージへと変換する。
    『悲しみ』は『暗闇』ではなく、いつか『喜び』を連れて戻って来る『光』にもなり得ると信じたくなる。 ――映画監督 萩原健太郎
  • 「幽霊には、なぜ足が無いのか?」という問いに答えた作品。
    なんて言うとギャグみたいだけど、しかしそんな導入をきっかけとして、死に対する私たちの恐怖や絶望、そして先入観をやんわ~りと揉みほぐそうとする、優しい映画でした。――映画監督 ヤング ポール
『人』場面画像2
  • 監督・山口龍大朗の渾身作。
    色彩感覚が素晴らしい。
    吉村界人さん、煙草が身体の一部のようだった。――映画監督 犬童一利
  • 思わずフッと笑ってしまう会話の中に、心を抉られるセリフや演出が散りばめられていて油断できない。
    役者の演技があまりに自然で、ともすれば非現実的な設定なのに一切の違和感を感じさせない力量は流石でした。
    映像の美しさはもちろん、光の柔らかさ暖かさも印象深いです。
    遺す方も、遺される方も、平等に心を救ってくれる、唯一無二の作品だと思いました。―― VOOK 代表取締役 岡本俊太郎
  • 映画を見る という行為をすると時に誰にも言っていない事や仕方ないと思っていた事と思いっきり正面で向き合わされる事がある。しかも突然。自分の人生の中で答えの出ない問題も ずっと考えていた 死 という概念もこの 39 分の中で私なりに分かった事があった。突然向き合わされて少し焦りながらも一つも落とさない様にしようとスクリーンの中から聞こえてくる言葉達を涙と一緒に肌に染みこませておいた。――女優 山本奈衣瑠
  • 生と死で隔てられたはずの家族の、ともに過ごす最後の3日。
    「とにかく、生きてんだから」
    これからも生きていく家族へ。家族の面倒臭さ、気恥ずかしさを越えた先にある最後の優しさに心を打たれました。
    身近な人にこそ本当の想いを言葉にするのが苦手な私のような人間も、大切な人に会いたくなる映画です。 ――女優 中川紅葉
『人』場面画像3
CREDIT
出演:吉村界人 田中美里 冨手麻妙 木ノ本嶺浩 五歩一豊 / 津田寛治
監督:山口龍大朗 脚本:敦賀零 撮影:神戸千木 照明:平林健太郎 録音・整音:大関奈緒
助監督:高橋こたつ スタイリスト:小笠原吉恵 ヘアメイク:七絵 制作進行:徳永理仁
キャスティング:鈴木康愛 カラリスト:TOSHIKI 音楽:菅原一樹/鎌野愛 編集:曽根俊一
VFX:五十嵐章、桑原雅志 タイトル:カトオヨオイチ スチール:Ryoma Kawakami
予告編制作:榎園乃梨恵 制作プロダクション:株式会社エクション 配給:SAIGATE
2022/カラー/シネスコ/DCP/39分 ©映画「人」制作チーム

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2022年8月26日(金) 池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開

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2022/08/22/18:23 | トラックバック (0)
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