★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022 国内長編部門 入選
★第23回TAMA NEW WAVE ある視点部門入選
★第33回東京学生映画祭 観客賞 実写長編部門 グランプリ
★なら国際映画祭 2022 NARA-wave部門 最高賞 ゴールデンKOJIKA賞
★第16回 田辺・弁慶映画祭 映画.com賞 キネマイスター賞
明ける夜に
2023年8月18日(金)~24日(木)テアトル新宿、
9月3日(日)・4日(月)、シネ・リーブル梅田にて上映
なんか夏っぽいことしたいやん。今日で夏終わるし
8月31日から9月1日にかけて、夏の終わりを目前とした若者たちの群像劇。予定していた面接が急遽延期になった就活生の山ノ辺と キミ 。野球部のマネージャーだった凛子に電話をかける 秀一。コンビニでバイト中の健斗と キョーコ 。海の近い町で、それぞれの忘れられない一晩が過ぎていく。誰もがもっているようなそんな夜の話――。
インディーズ映画祭5冠の新人監督・堀内友貴が紡ぐ
8月31日から9月1日にかけての若者たちの青春群像劇
就職活動に苦戦する主人公・山ノ辺を演じるのは、『走れない人の走り方』ほか話題作への出演が続く五十嵐 諒。山ノ辺が面接会場で出逢うキミ役には、舞台を中心に活躍する花純あやの。キミの親友で野球部のマネージャーだった凛子役には『海を盗んだふたり』のとしお理歩。元野球部の秀一役には米良まさひろといったフレッシュなキャストが並ぶ。監督は、『また春が来やがって』で第32回東京学生映画祭観客賞と審査員特別賞(城定秀夫監督)を受賞した新人監督・堀内友貴。堀内監督の長編デビュー作となった本作『明ける夜に』は、新人監督の登竜門とされるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭、TAMA NEW WAVE、東京学生映画祭、なら国際映画祭、田辺・弁慶映画祭に出品されるとグランプリ2つを含む計5冠を獲得。モラトリアム(大人の領域に踏み込めずにうろうろしている状態)をテーマに映画製作を続ける堀内監督が描く夏の一夜。大人になれない若者たちのコミカルで爽やかな青春群像劇である本作は、「田辺・弁慶映画祭セレクション2023」にて、この夏最も注目すべきインディーズ映画として念願の劇場公開を迎える。
- 大橋裕之(漫画家)
みんな気まずい夜を乗り越えて、それぞれの夏を終わらせる。
電話を切ったあとに見せたあの青年の一瞬の笑顔が忘れられない。 - 穂村弘(歌人)
夢も大事なものもばらばらな人々が、
偶然、海まで歩くことになる。
噛み合わない会話の生々しさにどきどきしました。
まだ何者でもない若者たちの夏の終わり。
自分にも、こんな永遠の一日が欲しかった。 - テラシマユウカ(GANG PARADE)
夏らしいことなーんにもできなかったよねー。
毎年夏の終わりを予感するたび、夏を達成できなかったことについて保険をかけるかのようになんとなく口にしていた言葉だ。
自身が大人になったと感じる瞬間が増えるのと比例して、8月31日を夏の終わりであると明言できる感性が羨ましいと思う気持ちが育っていった。
『明ける夜に』は、そんな私のちいさく抱えた感情をそっと昇華してくれた。
志真うた,在原貴生,七瀬てつ,巴山祐樹,松本高士
監督:堀内友貴
撮影:中村元彦 照明:木村美夢 録音:堀内萌絵子 美術:石井晴菜 助監督:湯本充
演出助手:福島桃音,黒岩陽太 撮影助手:村松里香 照明助手:フブンクン 録音助手:木内拓海,三輪優奈
美術助手:藤本泰知 衛生:佐伯虎志郎 車輌:西永恭子 照明応援:埋田向日葵 制作担当:山田翔平
制作主任:山田蓮 編集・カラーグレーディング:中村元彦 整音:堀内萌絵子 音響効果:三輪優奈
題字:中村元彦 スチール:木村響 メイキング:七宝治輝,木村響
主題歌:「eyelids」作詞/作曲 ヤマダカイト 演奏:chie
2023/95分/ヨーロピアンビスタ/カラー/英題:All Summer Long