インタビュー
三浦誠己/『木屋町DARUMA』

三浦 誠己 (俳優) 映画『木屋町DARUMA』について【5/5】

2015年10月3日(土)より渋谷シネパレスほか全国順次ロードショー
<関西>大阪:第七藝術劇場 京都:京都みなみ会館 兵庫(神戸):元町映画館

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

『木屋町DARUMA』場面5――この映画に出たことで、影響を受けたことや自分の中での変化はありましたか?

三浦 めちゃくちゃあります。俳優として。ただ秘密なんですけど(苦笑)。まとめて言うと「ジジイになっても俳優やったろう」って思いました。

――それは今回あらたに思ったことなんですか?

三浦 そうです。でも秘密ですね。企業秘密(笑)。

――(苦笑)。そうなんですか。まあそれも三浦さんらしいような感じがしますが。三浦さんはとても実直に独自の立ち位置を築いてこられた方という気がしています。今は本当に幅広い作品で活躍されていて。

三浦 そんなこともないですよ。だって仕事ないですもん(苦笑)。来週この映画の舞台挨拶があって、あれ、仕事それだけ?って(笑)。

――いやいや、映画にもドラマにもたくさん出ているじゃないですか(苦笑)。今日お話を伺っても本当に真摯に演技に向き合っているのを感じました。俳優一筋でやってきているイメージですが、でも元々は吉本興業の芸人としてデビューされたんですよね?

三浦 そうです。元々どうして芸人をチョイスしたかというのを自分の過去を掘り起こして考えたんですけど、芸人って俳優もできるし、歌手もできるし、映画監督もできるし、本を書くこともできるし、それで芸人でしょ? 俳優が歌を歌うと、そこに何かひずみが生まれる気がするんだけど、芸人という笑いを生み出す職業は全分野に通じているというか、エンターテインメントの根っこというのがここにあるんじゃないかな?という感覚があって芸人をチョイスしているんです。

――可能性がいろいろあることに惹かれて芸人になり、そこから俳優の面白さに気付いていったということですか?

三浦 いや、俳優はやりたくなかったです。芸人も何年かやってやめようとしたんです。もう田舎に帰って普通の仕事をしようかと思っているときに、世話になった先輩に恩返しをせなあかんなと思って、車に乗る先輩たちが結構いたので、飲みに行ったときだとかの運転手をやらせていただいていて。そういうことをしている中で、芸人時代に1本だけ出た映画があって、それは『IKKA:一和』(02)っていうPFFの作品(第11回PFFスカラシップ作品/川合晃監督)だったんですけど、それを観たプロデューサーがオーディションに呼んでくれて。行定(勲)さんの『きょうのできごと a day on the planet』(03)っていう映画なんですけど、脚本を読んだら関西弁で、関西弁の方言指導もできる人を探しているというので行ったオーディションで、監督に対して「日常的な関西弁を使う作品なので、細かいニュアンスに関しては関西圏に住んでいてこういう仕事をしている人じゃないとダメだろう」というアピールをしたんですよね。で、監督もそれを面白がってくれて、何回も方言指導テープを録っていく中で僕にいろんな役をやらせてくれて、「西山」っていうメインの役をくれたんです。

――三浦さんの飄々とした雰囲気に合った面白い役でしたけど、そんなふうに映画自体にも深く関わっていらしたんですね。

三浦 そうなんです。それで『きょうのできごと』の完成の舞台挨拶までは俳優をやってなあかんなって思って、それがずっと延びて、で、2年ぐらい経って「ああ、これはちょっとがんばってみようかな」って思って今の事務所に移ったんです。

『木屋町DARUMA』場面6 ――関西弁がきっかけで今の俳優の三浦さんがいるということですよね。やっぱり関西弁っていうのが三浦さんにとっての大事な要素なんだなということを思いました。『木屋町DARUMA』は京都が舞台なので、『きょうのできごと』を思い浮かべたりもしていたのですが、ここでまた本領が発揮できるいいめぐり合わせがあったという感じですね。

三浦 そうですね。いろいろあって俳優をやっているうちにおもろいなあと思うことが何回かあってここまでやってきて、で、今回もまたおもろいなあと思う大きいひとつのことを経験できたという感じですね。僕ももう俳優歴は10年を越えますし、今年は40歳になりますけど、現時点での集大成となる素晴らしい作品に出会えて本当によかったです。ぜひ多くの方に観に来ていただきたいですね。

( 2015年9月24日 渋谷・ユーロライブで 取材:深谷直子 )

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渋谷シネパレス 舞台挨拶情報
10月7日(水)20:15の回
(上映後) 登壇予定:三浦誠己さん、木村祐一さん、木下ほうかさん、榊英雄監督
10月9日(金)20:15の回(上映後) 登壇予定:木下ほうかさん、三浦誠己さん
※各日、登壇者が変更になる可能性がございます。10月10日(土)以降も舞台挨拶の予定あり。
詳細は劇場公式サイトで。 http://www.mitsuba-inc.co.jp/scp/index.html

木屋町DARUMA (2014年/日本/カラー/HD/5.1ch/1時間56分/R15+)
出演:遠藤憲一,三浦誠己,武田梨奈,尾高杏奈,趙珉和,勝矢,烏丸せつこ,木下ほうか,寺島進,木村祐一
監督:榊英雄 原作・脚本:丸野裕行「木屋町 DARUMA」(オトコノアジト電子書籍出版)
プロデューサー:榊英雄、丸野裕行  音楽:榊いずみ キャスティング:木下鳳華 撮影:今井裕二
美術:井上心平 照明:鹿野克巳 録音:山口満大 編集:清野英樹 助監督:山口雄也
ラインプロデューサー:氏家英樹 主題歌:「空が泣いている」masami
制作プロダクション:ファミリーツリー 配給:ファミリーツリー アークエンタテインメント
製作:「木屋町DARUMA」製作委員会 © 2014「木屋町DARUMA」製作委員会
公式サイト 公式twitter 公式Facebook

2015年10月3日(土)より渋谷シネパレスほか全国順次ロードショー
<関西>大阪:第七藝術劇場 京都:京都みなみ会館 兵庫(神戸):元町映画館

2015/10/04/17:25 | BBS | トラックバック (0)
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