濱口竜介監督3年ぶりの長編劇映画、
神戸を中心に撮影中のカンヌ映画祭参加企画
『BRIDES(仮)』
がクラウドファンディングを募集中!
2014年10月31日(金)まで、
「Motion Gallery」ファンドページにて応募受付
クラウドファンディングのプラットフォームはモーションギャラリーを利用し、同サイトと提携を開始した映画配信販売サービスのLOADSHOWが行うキュレーション企画の第一弾でもある。
映画『BRIDES(仮)』は、第67回カンヌ映画祭で若手映画監督・プロデューサーを派遣する長編映画企画公募プロジェクト「C2C-Challenge to Cannes 2014」(主催:Gateway for Directors Japan)に選ばれ、今年5月には世界の映画関係者に向けプレゼンテーションが行われた注目企画。濱口竜介監督にとっては、近年ロカルノや山形等の映画祭で上映された『なみのおと』を始めとする東北三部作(共同監督:酒井耕)のドキュメンタリー、染谷将太を主演に迎えた中編『不気味なものの肌に触れる』等の作品があったものの、長編劇映画としては実に3年ぶりの新作となる。
2013年9月から2014年2月まで約5ヶ月に渡って、デザイン・クリエイティヴセンター神戸(愛称:KIITO)の「アーティスト・イン・レジデンス」プログラムの一環として演技経験不問で参加者を募り「濱口竜介即興演技ワークショップ in Kobe」が開催されており、この映画はそのワークショップに参加した17人の出演者とともに作られている。
『BRIDES(仮)』2015年完成予定
エグゼクティヴ・プロデューサー:原田将 プロデューサー:高田聡、徳山勝巳、岡本英之、野原位
監督:濱口竜介 脚本:はたのこうぼう(濱口竜介、野原位、高橋知由)
撮影:北川喜雄 照明:秋山恵二郎 録音:松野泉 助監督:斗内秀和
濱口竜介(はまぐち・りゅうすけ)
1978年、神奈川県生まれ。東京大学文学部を卒業後、映画の助監督などを経て東京藝術大学大学院映像研究科に入学。2008年、修了制作『PASSION』がサン・セバスチャン国際映画祭や東京フィルメックスに出品され高い評価を得る。その後も日韓共同製作『THE DEPTHS』(2010)がフィルメックスに出品、東日本大震災の被災者へのインタビューから成る『なみのおと』『なみのこえ』、東北地方の民話の記録『うたうひと』(2011~2013/共同監督:酒井耕)、4 時間を越える長編『親密さ』(2012)、染谷将太を主演に迎えた『不気味なものの肌に触れる』を監督するなど、地域やジャンルをまたいだ精力的な制作活動を続けている。現在は活動拠点を神戸に移して活動中。
本クラウドファンディングは10月31日(金)までの80日間で目標金額は300万円としており、8月24日(日)現在の達成率は69%となっている。出資者への特典としては、
- 『BRIDES(仮)』前売特別鑑賞券
- 濱口竜介監督『はじまり』ダウンロード権
- 『BRIDES(仮)』ポスター
- 『BRIDES(仮)』パンフレット
- 濱口監督によるオリジナルドラマ15分を含む上映会+トーク(神戸もしくは東京)の招待状
- 「濱口竜介監督『何食わぬ顔(long version)』ダウンロード権」
- 「即興演技ワークショップ in Kobe」成果発表時の「公開本読み」用脚本
- 「即興演技ワークショップ in Kobe」成果発表時の「公開本読み」映像
- 「即興演技ワークショップ in Kobe」成果発表時の「キャラクター・インタビュー」映像DVD
- 『BRIDES(仮)』脚本完成稿
- 『BRIDES(仮)』サブテキスト冊子
- 『BRIDES(仮)』完成品映像データ(HD/mp4ファイル)ダウンロード権
- 『BRIDES(仮)』完成品Blu-rayディスク
- 関係者試写会にペア招待(神戸プレミア、または東京プレミア)
- 関係者試写後の打ち上げ参加権
- 濱口監督による講義原稿pdfデータ
- クレジットに“Special Thanks”で名前掲載
- クレジットに“Associate Producer”で名前掲載
- 濱口監督によるオリジナルドラマ15分(非売品)のDVDなど
出資額によって様々な特典が用意されているとのことなので、興味のある人は投資の検討をしてみてはいかがだろうか。詳細は「Motion Gallery」のファンドページでご確認いただきたい。