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門真国際映画祭ドキュメンタリー部門優秀作品賞受賞
マドリッド・インディーフィルムフェスティバル(MADRIFF)中編部門入選

『おれらの多度祭』
劇場公開の宣伝・配給の経費を募る
クラウドファンディング実施中!

CF募集ページ 公式twitter

MotionGalleryにて、2021年11月30日23:59まで実施

南北朝時代から続く、コロナで2年間休止中の“上げ馬神事”のドキュメンタリー映画を公開したい

『おれらの多度祭』画像 三重県桑名市多度町で南北朝時代から続く祭のドキュメンタリー映画『おれらの多度祭』の劇場公開に合わせ、その宣伝・配給の経費を募るクラウドファンディングを実施している。

「多度祭(たどまつり)」は、三重県北部に位置する人口約一万人の多度町の中心部にある多度大社で行われている祭で、町内6地区がそれぞれ馬と騎手を選出し、毎年5月4日・5日で三回ずつ、馬に乗った騎手が巨大な坂を越えられるか挑戦する命がけの祭だ。その起源は、暦応年間(1338~1342)に武士達が始めた多度大社の神々への奉納にさかのぼると言われ、元亀二年(1571)に織田信長の軍勢に大社が焼き落とされたために約30年に渡り中断されたが、それ以外は(戦時中も)一度も休むことなく続けられてきたという。
その「多度祭」のドキュメンタリー映画を、多度町出身の伊藤有紀監督が制作した。昨年開催された大阪の門真国際映画祭では、「祭りの熱を密封した映像。駆ける馬と騎手に「届け!」と叫ぶ。荒々しさと思いの強さが心に響く。形なきものを収める見事な手腕。乗り越える前と後では世界が違う。市井の人の勇猛果敢でドラマチックな姿を描く逸品。」(門真国際映画祭 運営事務局代表 奈須 崇)と激賞され、ドキュメンタリー部門で優秀作品賞を受賞した。さらに同じく昨年のマドリッド・インディーフィルムフェスティバル(MADRIFF)でも中編部門に入選するなど、高い評価を得ている。

伊藤監督は、本作品を東京と多度祭の開催地・三重県桑名市多度町から最も近い大都市である名古屋の映画館での上映を軸に、他県の劇場での拡大公開に向けた上映活動を展開していきたいと意気込む。既に名古屋シネマテークでの上映が決まっており、東京での上映も模索中とのことで、本作品の劇場公開を支援したいというという人は、クラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」で実施中のプロジェクト(11月30日23:59まで)にて詳細を確認した上で、出資をご検討いただきたい。

伊藤 有紀 監督コメント

次の企画として、劇映画(脚本をもとに役者が演じ撮影される映画)の企画が2017年から進んでいました。脚本の推敲が一段落し、いよいよ制作に向け本格的に動き出そうという矢先にやってきたのが、コロナ禍です。
いろいろあって、劇映画の企画は中止に。
(今では理解できますが)親密にやりとりし、関係性を積み重ねてきた相手が、踵を返して去っていく様子に、目の前が真っ暗になりました。
途方に暮れていた時に、 「そういえば自分には撮りためていた映像がある」と思い出したのです。それは、私の地元、三重県桑名市多度町の祭を2016年から追った映像で、いつか何かしら形になればいいな…と漠然と思ってはいたものの、映画にしようなどとは考えずに撮影を始めたものでした。
2020年、その映像は、ドキュメンタリー映画『おれらの多度祭』として生まれ変わり、その年の スペインと大阪の映画祭にノミネートされました。
コロナで、多度祭の上げ馬神事は2年間(2020~2021)休止中。
劇映画が中止になった時の私のように、町や、町の人々は、なんだか張りを失っているようです。ふと思ったのは、コロナ禍の今、そのような人々は多度町だけでなく、日本中にいるのではないか。そしてこの映画は、そんな人々の心を少しでも熱くすることができるのではないか…ということです。

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MotionGalleryにて、2021年11月30日23:59まで実施

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2021/11/19/18:42 | トラックバック (0)
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