佐野 亨/PROFILE

東京都生まれ。ライター/編集者
出版社勤務を経てフリーランス。 編集を担当した書籍に『映画館のある風景 昭和30年代盛り場風土記・関東篇』『教育者・今村昌平』(キネマ旬報社)、『ゼロ年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)などがある。

好きな監督:ニコラス・ローグ
好きな男優:シェリー・デュヴァル
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<編集担当>
映画館のある風景 昭和30年代盛り場風土記・関東篇 (単行本(ソフトカバー)) 教育者・今村昌平 [単行本] ゼロ年代アメリカ映画100 [単行本(ソフトカバー)]


過去記事一覧

『午前十時の映画祭』 国内外未ソフト化映画『フォロー・ミー』がスクリーンで上映!

根強いファンを持ちながら、いまだソフト化されていない映画『フォロー・ミー』。この名作が、2月6日より全国東宝系映画館で開催の「午前十時の映画祭」で上映されることが決定した。 2010年2月6日(土)~2011年1月21日(金)、全国25カ所の東宝系映画館で毎日午前10時から上映! 続きを読む

2010/01/31/18:55 | トラックバック (0)

新春特別企画・2009年マイベストムービー【1/2】

新春特別企画・2009年マイベストムービー前半(おさかひろみ/鎌田絢也/佐野亨/鈴木並木/富田優子) 続きを読む

2010/01/16/11:58 | トラックバック (2)

シネブック・ナウ特別篇「映画本編集者に訊く・高崎俊夫」

昨年、一部の本好きのあいだで話題となった虫明亜呂無のエッセイ集『女の足指と電話機』。先頃、その予想外の反響を受けて、第2弾『仮面の女と愛の輪廻』が刊行された。これまでにも花田清輝や武田泰淳の映画論集を手がけてきた編集者の高崎俊夫さんに、映画本の魅力についてお話をうかがった。/目次「1,シブい映画本」「2,人間をとらえる眼」「3,無駄の蓄積」「4,淀川長治、植草甚一、草森紳一」「5,編集者、アンソロジストとして」 続きを読む

2010/01/13/11:22 | トラックバック (0)

豊田利晃監督インタビュー:映画『蘇りの血』について

前作『空中庭園』から4年ぶりの新作で、「小栗判官」を題材にした映画『蘇りの血』が公開される豊田利晃監督に話をうかがった。12月19日(土)より、ユーロスペース他全国順次公開 続きを読む

2009/12/19/23:19 | トラックバック (1)

シネブックナウ第六回『淀川長治生誕百年にあたって』

『映画のいなくなった場所から』 / 今年(2009年)は、生誕100年を迎える大物が多い。太宰治、大岡昇平、松本清張、花田清輝……。映画界に目を向ければ、山中貞雄、田中絹代、佐分利信、小澤栄太郎。批評家では、野口久光や小森和子といった人たちがいる。なかでも、一般的に最も知名度の高いひとりが、淀川長治ではないだろうか。ふつうの人にとって、淀川長治は「日曜洋画劇場」の解説者、番組の最初と最後に登場し、「サヨ... 続きを読む

2009/11/11/12:05 | トラックバック (0)

洞口依子インタビュー:シネマヴェーラ特集上映によせて

その女優は、黒沢清監督の映画『ドレミファ娘の血は騒ぐ』のヒロインとして、スクリーンに登場した。可憐とエロス、重さと軽さを同時にたたえた存在感。洞口依子は、その瞬間から、光と闇の世界をさまよう永遠のアリスとなった――。今年でデビュー25周年を迎える彼女の足跡を振り返るべく、シネマヴェーラ渋谷にて開催される「洞口依子映画祭」。「ドレミファ娘」は、いまなにを思うのだろうか。(取材/文:佐野 亨) 続きを読む

2009/10/25/20:08 | トラックバック (0)

レビュー:TOCHKA

『内と外を隔てるもの』 / スクリーンを眺めているうちに、そこに映し出されるすべてのものが恐ろしく感じられてきた。 気がつけば、映画のなかでは、私たち観客と同じように暗闇にうずくまり、死の鼓動に耳をすます男がいる。男の視線とこちらの視線が交わったときのそこはかとない恐怖……。日本とロシアの国境に位置する北海道・根室。キャメラは潮風が吹く荒野を長回しでとらえる。閑散とした風景のなかに残されたトーチカ。一人の女(藤田陽子)が... 続きを読む

2009/10/21/23:47 | トラックバック (0)

井土紀州監督インタビュー:映画『行旅死亡人』について

日本ジャーナリスト専門学校が初めて製作・配給を手がける映画『行旅死亡人』。同校で講師をつとめる井土紀州監督による本作は、傑作『ラザロ-LAZARUS-』につづいて、エンタテインメント映画の本質を追求した驚くべき作品に仕上がっている。さらなる新作も待機中という井土監督にお話をうかがった。(取材/文:佐野 亨) 続きを読む

2009/10/13/19:10 | トラックバック (0)

レビュー:行旅死亡人

『のけぞる映画』 / 井土紀州は、いまもっともスリリングに、エンタテインメント映画の本質を追求する映画作家である。『ラザロ-LAZARUS-』で各地の大学生を巻き込み、映画製作をおこなった井土が、今度は日本ジャーナリスト専門学校を製作母体として、本作『行旅死亡人』を完成させた。主人公・滝川ミサキ(藤堂海)は、ルポライターとして一角のものになることを夢見るフリーター。ある朝、彼女の携帯電話に、「滝川ミサキ」という女性が倒れ、... 続きを読む

2009/10/13/19:05 | トラックバック (0)

レビュー:空気人形

『孤独と孤独がよりあうとき』 / 正直申し上げれば、筆者はこれまで是枝裕和監督の作品が苦手であった。手抜かりなく丁寧につくられてはいるが、頻出する象徴主義的なショット、思わせぶりな台詞がどうも鼻について。というより、おそらくそれは、描こうとしているテーマと映画技法とのアンバランスさがもたらす印象だったのだろう。なぜなら『空気人形』では、これまで筆者が敬遠していたそのような象徴主義的な技法が、作品のテーマときわめて奇跡的に... 続きを読む

2009/09/25/14:40 | トラックバック (6)

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