佐野 亨/PROFILE
東京都生まれ。ライター/編集者
出版社勤務を経てフリーランス。
編集を担当した書籍に『映画館のある風景 昭和30年代盛り場風土記・関東篇』『教育者・今村昌平』(キネマ旬報社)、『ゼロ年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)などがある。
好きな監督: | ニコラス・ローグ |
好きな男優: | シェリー・デュヴァル |
個人HP | 『 TS INFORMATION PAGE 』 |
連絡先: | torusano1124+gmail ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |
シネブックナウ第五回『子ども万華鏡―CINEMA ESSAY』
『映画に寄り添う人』 / しばらくのあいだ、大きな仕事がいくつか重なったこともあり、試写室にあまり足を運べない生活をおくっていた。だれかから「最近どんな映画観た?」と訊かれるたびにそうした状況を説明し、「いやあ、映画ライター失格ですよ」などと頭を掻いてみせる筆者だが、実のところ、あまり気にしていない。それは、映画に寄り添う人でありつづけることとは、関係ないことだと思うから。一般に映画批評家、映画ライターと呼ばれる人たちは、ふつう... 続きを読む
2009/08/06/22:36 | トラックバック (0)
花と兵隊
『撮る側と撮られる側の30年』 / 編集やパンフレットの製作に携わっている手前、こそばゆい感じもするが、筆者があれこれ言辞を弄したところで、『花と兵隊』が素晴らしいドキュメンタリー映画であることには変わりない。僭越ながら、ここに紹介させていただく。太平洋戦争下で地獄と化したビルマ。過酷な労働条件のもと、多くの犠牲者を出... 続きを読む
2009/07/23/14:05 | トラックバック (0)
2009/07/03/01:20 | トラックバック (0)
シネブックナウ第四回『女の足指と電話機―回想の女優たち』
『美を語る美』 / おそろしいことに、この連載、昨年の8月から全く更新が滞っていた。 映画評論がいよいよもって衰退し、とりあげるべき映画本が見当たらなくなったため……などというのはもちろん真っ赤な嘘で、単に筆者の怠惰な性格ゆえである。しかし、その間ずっと「待っていた」一冊があったというのは嘘ではない。そして先月、ついにその本、虫明亜呂無の『女の足指と電話機 回想の女優たち』が清流出版より刊行された。... 続きを読む
2009/04/22/18:16 | トラックバック (0)
中田秀夫監督インタビュー:『ハリウッド監督学入門』について
ハリウッドの映画製作は日本とどう違うのか――さまざまな映画関係者にインタビューを行ない、ハリウッドという「怪物」の内側に迫ったドキュメンタリー『ハリウッド監督学入門』について、中田秀夫監督にお話をうかがった。 2009年3月21日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー 続きを読む
2009/03/18/17:08 | トラックバック (0)
『こだわり派のための映画講座』開催!
記念すべき第1回は、映画評論家の大森さわこさんをお招きして、2009年の話題作を中心に様々な視点からハリウッド映画を語る。また、予告篇も上映される。 3月20日(金・祝)14:00~、関内ホールB1F・リハーサル室1にて開催! 続きを読む
2009/03/10/22:52 | トラックバック (0)
ドキュメンタリー映画『小三治』初日舞台挨拶レポート&康宇政監督インタビュー
マスコミ取材をめったに受けないことで知られる柳家小三治の姿を追いかけた貴重なドキュメンタリー映画『小三治』の公開初日舞台挨拶の模様と、本作を撮影した康宇政監督ーのインタビューをお届けする。 2009年2月21日より、ポレポレ東中野他にて公開中 続きを読む
2009/03/01/18:53 | トラックバック (0)
木村文洋監督インタビュー:映画『へばの』について
青森県六ヶ所村を舞台に、核燃料再処理工場での被曝事故によって、人生の岐路に立たされる男女の姿を描いた話題作『へばの』。木村文洋監督は、これが初めての劇場公開作品となる。東京上映の真っ最中で大忙しの木村監督にお話をうかがった。 続きを読む
2009/02/17/23:45 | トラックバック (0)
誰も守ってくれない
「愛する者の罪を背負い、生きていくこと」 / なんと端正な映画だろう。TVドラマの拡大版のような作品が幅を利かせている日本映画のメジャー系列にあって、これほど骨太でしっかりと芯を感じさせてくれる映画は昨今珍しい。大人の映画ファンの鑑賞に堪えうる秀作といえよう。18歳の少年が幼い姉妹を殺害する... 続きを読む
2009/01/28/11:15 | トラックバック (0)
大林宣彦監督インタビュー:映画『その日のまえに』について
現在公開中の『その日のまえに』は、重松清の同名連作短篇小説を映画化した群像劇。本作を70歳の新人監督のつもりで撮ったという大林宣彦監督に話を聞いた。 角川シネマ新宿、シネカノン有楽町2丁目他にて上映中 続きを読む
2008/12/03/14:21 | トラックバック (0)