仙道 勇人/PROFILE
1973年、東京都生まれ。よろずライター。
好きな映画: | 『永遠と一日』『野いちご』『ベルリン・天使の詩』『パーマネントヴァケーション』『ブレードランナー/最終版』『鬼火』『エターナル・サンシャイン』 |
好きな監督: | イングマール・ベルイマン |
好きな俳優: | ブルーノ・ガンツがどうやら好きな模様 |
ブログ: | 『 CinemaSatellite NEO 』(更新停止中) |
Twitter: | https://twitter.com/sendou |
連絡先: | sendou.hayato+gmail.com ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |
クラッシュ
『クラッシュ』評/人間、この哀しくも愛おしい者達 なんと隙のない映画なのだろうか。群像劇というコントロールの難しいスタイルの作品の中にあって、本作ほど細部まで計算の行き届いた作品は近年ではそうはなかったように思う。そして、そうした計算を計算と感じさせないように綿密... 続きを読む
2006/03/06/21:41 | トラックバック (12)
SPL 狼よ静かに死ね
『SPL 狼よ静かに死ね』評/これを観ずしてカンフー映画ファンとは名乗らせない! やはりと言うべきか、当然と言うべきか。2004年の公開時に世界中の格闘アクション映画ファンを狂喜乱舞させたタイ映画「マッハ!!!!!!!」は、その後の格闘アクション映画の潮流を変えたエポックメイキングな作品であった... 続きを読む
2006/02/27/16:40 | トラックバック (3)
オリバー・ツイスト
『オリバー・ツイスト』評/倦むことなく、清く正しく生きましょう。 2002年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した前作「戦場のピアニスト」以来、三年ぶりとなるロマン・ポランスキー監督の新作だ。前作で自身の過去と向き合ったポランスキーが、ディケンズの「オリバー・ツイスト」を次作の題材に選んだと... 続きを読む
2006/01/31/15:12 | トラックバック (8)
ホテル・ルワンダ
『ホテル・ルワンダ』評/過去にならないアフリカの現実を見据えて 人類史上最悪と言われるルワンダの虐殺が発生したのは、今から12年前の1994年のことである。この事件では、群集心理に煽られる形でごく普通の人々が虐殺に加わったことで、事態が収束す... 続きを読む
2006/01/15/21:40 | トラックバック (15)
男たちの大和 YAMATO
『男たちの大和 YAMATO』評/貌の見えない戦争映画 昨年2005年は戦後60年という節目の年ということで、本作はそれを記念するするために製作された作品である。太平洋戦争を題材にした作品は、8月15日の終戦の日に合わせて、テレビで放映されることが毎年の恒例... 続きを読む
2006/01/11/13:27 | トラックバック (6)
~年末特別企画~2005年度マイ・ベストムービー
~年末特別企画~2005年度マイ・ベストムービー(佐藤洋笑・鮫島サメ子・朱雀しじま・仙道勇人・膳場岳人・高野雲・中川泰典・針部ろっく・村本天志・百恵紳之助) 続きを読む
2005/12/31/12:06 | トラックバック (0)
キング・コング
『キング・コング』評/コングの瞳に映りしものは(ネタバレあり) 「キング・コング」と言えば、エンパイヤステートビルの頂上で美女を片手に蝿のように群がる飛行機を威嚇する画が余りにも有名だが、作品自体をちゃんと観たことがあるという人は案外少ないのではないだろうか。かく言う筆者自身も、... 続きを読む
2005/12/26/19:43 | トラックバック (87)
ロード・オブ・ウォー
『ロード・オブ・ウォー』評/スーツ姿の死神はかく語りき 「今世界には5億5千丁の銃がある。ざっと12人に1丁の計算だ。残る課題は"1人1丁の世界"」そう嘯いてみせる男の独白から始まる本作は、この男――ユーリー・オルロフが「死の商人」と呼ばれるほどの武器商人として、裏の世界で名を馳せるに... 続きを読む
2005/12/19/13:11 | トラックバック (51)
エンパイア・オブ・ザ・ウルフ
『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』評/ノワール映画になりきれなかった口惜しさ 先日発生した暴動によって、移民国歌としての暗部が世界にさらけ出された感のあるフランスであるが、本作はフランスはもとより現在のヨーロッパにおける移民問題の核心の一つであるトルコ移民を題材にした... 続きを読む
2005/11/28/16:58 | トラックバック (11)
TAKESHIS'
「TAKESHIS'」評/観る者を惑わすために仕掛けられたメビウス的迷宮 社会的に成功していても、その業績や自己に対して否定的な考え方をしてしまう人がいる。自分を評価してくれる人々を騙している、自分の業績など取るに足らないもので人々をペテンにかけていると... 続きを読む
2005/11/24/21:53 | トラックバック (3)
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