仙道 勇人/PROFILE

1973年、東京都生まれ。よろずライター。

好きな映画: 『永遠と一日』『野いちご』『ベルリン・天使の詩』『パーマネントヴァケーション』『ブレードランナー/最終版』『鬼火』『エターナル・サンシャイン』
好きな監督:イングマール・ベルイマン
好きな俳優:ブルーノ・ガンツがどうやら好きな模様
ブログ:CinemaSatellite NEO 』(更新停止中)
Twitter:https://twitter.com/sendou
連絡先:sendou.hayato+gmail.com ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。

過去記事一覧

誰も知らない

Text By 仙道 勇人  1988年に発生した「西巣鴨子供置き去り事件」をモデルにした本作は、ジュブナイルと呼ぶにはあまりにも痛々しい作品である。一般的に、ジュブナイルと呼ばれる作品は、その根幹に未来への肯定的な眼差しを胚胎しているものである... 続きを読む

2005/05/01/12:28 | トラックバック (1)

69sixtynine

Text By 仙道 勇人  映画「GO」('01)や「ピンポン」('02)、TVドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」('03には劇場版脚本執筆)、また舞台では7月31日からの東京公演を皮切りに全国を巡業する「鈍... 続きを読む

2005/05/01/12:22 | トラックバック (0)

レビュー:『21g』仙道評

Text By 仙道 勇人  酷く消耗させられる映画である。人の生・病・死を描いた作品であるだけでなく、それらにこびりついて離れることのない愛・憎・悲といった様々な、本当に様々な苦悩を見つめた作品でもあるからだ。... 続きを読む

2005/05/01/12:16 | トラックバック (1)

世界の中心で、愛をさけぶ

「世界の中心で、愛をさけぶ」評/二つに引き裂かれた主体と空中分解した物語  白血病による恋人との死別――悲恋物語のモティーフとしては新しいわけでも珍しいわけでもなかった本作の原作が、空前の大ヒットを飛ばしている。恐らく、現在進行形の物語ではなく、物語に「過去の追憶」というフィルターをか... 続きを読む

2005/05/01/12:09 | トラックバック (6)

エレファント

「エレファント」評/青春に秘せられた喪失の予感 本作はコロンバイン高校銃乱射事件を直接的に扱ってはいるが、なぜあの事件が起きたのか、とかあの事件はなんだったのか、といった事件の真相や本質に迫ることを目的にした作品ではない。実際、事件を起こす少年達の実行直前の様子――... 続きを読む

2005/05/01/12:05 | トラックバック (5)

ドッグヴィル

「ドッグヴィル」評/東洋思想への眼差しと萌芽  『奇跡の海』('96)では全編手持ちカメラによる撮影、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』('00)では更に、その手法に固定カメラで撮影したミュージカルシーンを対置させるといった具合に、作品ごとに試みられ... 続きを読む

2005/05/01/11:56 | トラックバック (1)

ミスティック・リバー

「ミスティック・リバー」評/悲劇の彼岸へ 人生に於いて悲劇はいかにして生成されるのか。この問いに対する真摯な回答たり得ているものとしては、イーストウッドの「ミスティック・リバー」('03)に比肩する作品は、近年見当たらない。本作は、過... 続きを読む

2005/05/01/11:47 | トラックバック (0)

コーヒー&シガレッツ

『コーヒー&シガレッツ』(2003 / アメリカ / ジム・ジャームッシュ) Text By 仙道 勇人  クリエイティブな仕事をする人で、煙草を吸う人ならまず殆どの人が同意するに違いないことがあるとすれば、それは煙草の一服が大いなるインスピレーションを連れてきてくれることがままある、という事実では... 続きを読む

2005/04/30/20:16 | トラックバック (0)

エターナル・サンシャイン

『エターナル・サンシャイン』(2004 / アメリカ / ミシェル・ゴンドリー) Text By 仙道 勇人 「セカチュウ」と「冬ソナ」から始まり、「イマアイ」「キミヨム」と純愛賛歌がもてはやされ、その虚構性に多くの人々が酔い痴れた一方、余りにも強烈な虚構性ゆえに今一つ馴染めなかった人も少なくなかっ... 続きを読む

2005/04/30/20:12 | トラックバック (0)

復讐者に憐れみを

『復讐者に憐れみを』(2002 / 韓国 / パク・チャヌク) Text By 仙道 勇人  昨年2004年のカンヌ映画祭でグランプリの栄冠を勝ち得た「オールドボーイ」。その鮮烈な印象が記憶に新しいパク・チャヌク監督だが、「オールドボーイ」は元々「復讐三部作」と呼ばれるトリロジーの第2作目にあたる作... 続きを読む

2005/04/30/20:06 | トラックバック (1)

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