仙道 勇人/PROFILE
1973年、東京都生まれ。よろずライター。
好きな映画: | 『永遠と一日』『野いちご』『ベルリン・天使の詩』『パーマネントヴァケーション』『ブレードランナー/最終版』『鬼火』『エターナル・サンシャイン』 |
好きな監督: | イングマール・ベルイマン |
好きな俳優: | ブルーノ・ガンツがどうやら好きな模様 |
ブログ: | 『 CinemaSatellite NEO 』(更新停止中) |
Twitter: | https://twitter.com/sendou |
連絡先: | sendou.hayato+gmail.com ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |
パンズ・ラビリンス
自由を求める魂の神話 / (ネタバレの可能性あり!)「ダーク・ファンタジー」という枕詞が目に付く本作だが、この作品の根底にあるどす黒さ・禍々しさは「ダーク」などという形容詞では到底表現しきれていないのではないだろうか。昨今の清く正しいファンタジーブームの影響か... 続きを読む
2007/10/17/20:23 | トラックバック (4)
「BRICK―ブリック―」DVD発売
南カリフォルニアのハイスクール。そこで発見された少女の他殺体。彼女はいったい誰に殺されたのか?幾重にも張り巡らされた“謎の記号”が、不可思議な迷宮の世界へと導いていく……。1930年代のアメリカ探偵小説のスタイルを引用しながら、舞台を現代の高校に置き換えるという斬新なスタイルで、サンダンスで注目を浴びた新鋭ライアン・ジョンソン監督の長編デビュー作がDVD化。(作品レビューあり) 11月9日発売! 続きを読む
2007/10/13/23:04 | トラックバック (3)
夜の上海
『あえて言おう、「カスである」と。』/ 独特の存在感と艶のある演技で、日本の俳優の中でも特異な位置を占める本木雅弘。「スパイ・ゾルゲ」(03)以来、実に4年ぶりとなる彼のスクリーン復帰作で、お相手がキュートなルックスで中華圏では屈指の人気を誇るヴィッキー・チャオとくれば、ファンならずとも... 続きを読む
2007/09/25/19:28 | トラックバック (2)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
『新たな伝説の予感と期待。』 近年の劇場公開作品としては異例の動員数を叩き出した封切りから、もうじき1ヶ月が経とうとしている。現在も着実に興行成績を伸ばし続けているようで、庵野秀明のアニメ監督本格復帰作としては最高の門出となった。本作に関しては「10年ぶり」と... 続きを読む
2007/09/23/19:04 | トラックバック (6)
傷だらけの男たち
「傷だらけの男たち」評/「脱悲劇」の企てと失敗 (ネタバレの可能性あり!)香港ノワールの金字塔として今なお多くの人々を魅了し続ける「インファナル・アフェア」。その製作チームが再結集して作られた本作は、観る者の記憶と理解力に挑戦するかのように物語の構成要素が... 続きを読む
2007/07/11/07:38 | トラックバック (5)
大日本人
「大日本人」評/2時間ドラマを劇場公開しても「映画」になるわけではない お笑い芸人として不動の人気を誇るダウンタウン・松本人志の第一回監督作品が公開中だ。公開前の段階でキャストと映像の一部しか発表されないという厳重な情報管理に加え、初監督作品にもかかわらず... 続きを読む
2007/06/11/14:11 | トラックバック (9)
主人公は僕だった
「主人公は僕だった」評/文学的な、あまりに文学的な (ネタバレの可能性あり!) 創作の秘訣を問われた作家が「キャラが動き出すのを待つ」と答えるのを耳にしたことがある人は多いのではないだろうか。新人脚本家のザック・ヘルムのオリジナル脚本を映画化した本作... 続きを読む
2007/05/23/00:04 | トラックバック (2)
レビュー:『バベル』
「バベル」評/バベルの末裔はどこへ向かうのか(ネタバレの可能性あり!) 菊池凛子の米アカデミー賞ノミネートによって日本国内で思いがけない知名度を得た本作は、「アモーレス・ペロス」(99)、「21グラム」(03)で知られるメキシコ人監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの最新作である。... 続きを読む
2007/05/07/20:13 | トラックバック (0)
ブラックブック
「ブラックブック」評/悲劇に抗う人間の強かさと逞しさと(ネタバレの可能性あり!) ハリウッドで、エログロ・バイオレンスというキワモノ系を嬉々として撮り続けてきた愛すべき非良識人ポール・バーホーベンが、23年ぶりに故郷のオランダに帰って... 続きを読む
2007/04/02/19:48 | トラックバック (0)
素粒子
「素粒子」評/愛と幻想の彼岸に立ち竦んで(ネタバレの可能性あり!) 映画を観続けていると、余りにも辛くなりすぎてスクリーンを直視したくない、しかし、スクリーンから目が離せない――そんな作品に出会うことがある。勿論それは、鑑賞者側の個人的な感受性による... 続きを読む
2007/03/07/22:52 | トラックバック (0)
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