仙道 勇人/PROFILE
1973年、東京都生まれ。よろずライター。
好きな映画: | 『永遠と一日』『野いちご』『ベルリン・天使の詩』『パーマネントヴァケーション』『ブレードランナー/最終版』『鬼火』『エターナル・サンシャイン』 |
好きな監督: | イングマール・ベルイマン |
好きな俳優: | ブルーノ・ガンツがどうやら好きな模様 |
ブログ: | 『 CinemaSatellite NEO 』(更新停止中) |
Twitter: | https://twitter.com/sendou |
連絡先: | sendou.hayato+gmail.com ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』評/余りに純真すぎた男の肖像 ウォーターゲート事件と言えば、事件から30年以上に渡って「ディープスロート」と呼ばれていた匿名情報提供者の正体が明らかになったばかりであるが、本作はそのウォーターゲート事件によって失脚したニクソン大統領の暗殺を計画した男... 続きを読む
2005/06/13/17:56 | トラックバック (46)
クローサー
『クローサー』評/荒地を彷徨う寂しいカケラ達 「愛してる」「愛してる!」「愛してる……」この作品ほど「愛してる」という言葉が頻出する映画はそうはないのではないだろうか。そしてこの作品ほど「愛してる」という言葉が空々しく響く映画もそうはないに違いない。本作「クローサー」は、パトリック・マーバーの同名戯曲を... 続きを読む
2005/05/23/20:36 | トラックバック (70)
エレニの旅
『エレニの旅』評/涙の流れつく先は何処なりしや もう十年くらい前のことになるだろうか、今でも筆者の心の一角を占め続けている「映像体験」がある。それは、当時泥沼の内戦状態に陥っていたアフガニスタンの状況をレポートした比較的短いドキュメンタリーで、彼の地の風景と共に現地の人々のインタビューを... 続きを読む
2005/05/02/23:08 | トラックバック (18)
真夜中の弥次さん喜多さん
「真夜中の弥次さん喜多さん」評/人間不在のお笑いを如何にして笑うか 恥を忍んで最初に断っておきたいのだが、筆者は本作の原作を読んだことがないし、連載当時に手塚治虫文化賞のマンガ優秀賞を獲得していたことも知らなかった。原作者のしりあがり寿の描く世界と言えば、現在朝日新聞夕... 続きを読む
2005/05/01/13:14 | トラックバック (0)
ローレライ
「ローレライ」評/ハイブリッド映画としての和流エンターテイメントの可能性 本格潜水艦アクション映画と銘打たれた本作は、観る人をはっきりと選ぶ映画である。そもそも本作のようにSF色の強い作品を、純然たる戦争映画の如く扱うことに少なくない誤解を与えるだろうし(架空戦史物だが、内容は殆どSF映画と... 続きを読む
2005/05/01/13:06 | トラックバック (5)
またの日の知華
「またの日の知華」評/真正直に『未来』を求め続けた女の肖像 体操選手として将来を嘱望されていたが、出場した大会で平均台の着地に失敗したことを契機に、体操の道を断念した知華。本作はそんな知華がその後歩むこととなる流転の生涯を描いた作品で、「極私的エロス・1974」('74)「... 続きを読む
2005/05/01/12:57 | トラックバック (0)
ヴィタール
Text By 仙道 勇人 「肉体と記憶を巡る壮大な愛の物語」「主人公のモデルは、14世紀のイタリアの天才、レオナルド・ダ・ヴィンチである」いずれも本作のキャッチコピーであるが、どうしてこういう的外れなことを思いっ切り前面に押し出すのだろうか、... 続きを読む
2005/05/01/12:53 | トラックバック (0)
血と骨
『堂々たる在日版昭和ホームドラマ』 / 戦後の混乱期という未曾有の時代、往々にして混乱を制するのは法ではなく"力"の方が圧倒的に多く、また容易であったのかもしれない。本作「血と骨」は、1920年代に済州島から大阪に渡り、圧倒的な力の誇示と行使とによって戦後の混乱期... 続きを読む
2005/05/01/12:46 | トラックバック (2)
恋の門
Text By 仙道 勇人 自称「漫画芸術家」の青年と同人漫画とコスプレが趣味なOLの破天荒な恋の行方を描いた漫画を原作に、「比類なき鬼才」松尾スズキが初メガホンをとった本作は、ポップな演出と切れ目なく放たれる笑いで観客を片時も厭きさせることがない... 続きを読む
2005/05/01/12:39 | トラックバック (0)
珈琲時光
Text By 仙道 勇人 本作のタイトル『珈琲時光』が、「(珈琲を飲むことで)気持ちを落ち着け、心をリセットするひととき」といった意味であることを知った時、筆者は軽い驚きを覚えた。世のコーヒー好きなら誰でも承知しているであろう、あの"至福感"を表す... 続きを読む
2005/05/01/12:34 | トラックバック (0)
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