童貞。をプロデュース2/ビューティフル・ドリーマー
「美しい国」から零れ落ちる人々 /Text By 膳場 岳人 ところで筆者も「童貞」。をプロデュースされたクチである。いや「脱・童貞」をと言うべきか。早い話が童貞喪失の場をお膳立てされたわけである。二十歳の夏だった。場所は大阪。相手は素人の... 続きを読む
2007/03/27/02:22 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今週の一本
電撃BOPのセクシーマザーファッカーズに!!
パンクロックとインディペンデント映画の出会い /Text By 松本 不二人 シネヌーヴォのチラシ棚で、それは一際異彩を放っていた。『家族ロック』を手がけた島田角栄監督の第2作目は、その名も『電撃BOPのセクシーマザーファッカーズに!!』である。この奇抜でロッ... 続きを読む
2007/03/19/18:45 | トラックバック (0) | 松本不二人 ,今週の一本
バッテリー
直球勝負の本格派 /Text By 百恵 紳之助 800万部を越えると言われる原作は一巻しか読んでないが、正直言ってこの話を映画にするのは厳しいんじゃないかと思っていた。やはり天才ピッチャーという役所がそれを表現できる肉体と演技力を持った子役なんぞそうは見つからな... 続きを読む
2007/03/12/12:16 | トラックバック (0) | 百恵紳之助 ,今週の一本
素粒子
「素粒子」評/愛と幻想の彼岸に立ち竦んで(ネタバレの可能性あり!) 映画を観続けていると、余りにも辛くなりすぎてスクリーンを直視したくない、しかし、スクリーンから目が離せない――そんな作品に出会うことがある。勿論それは、鑑賞者側の個人的な感受性による... 続きを読む
2007/03/07/22:52 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本
エクステ
バッド・テイストの愉しみ /Text By 佐野 亨 ある夜、港に運び込まれてきたヘアエクステンション(付け毛)用の人毛の中から臓器売買の犠牲者となった少女の死体が発見される。警察の死体安置室に勤める山崎(大杉漣)は、死体の髪の毛に異常な興味を寄せていた。 一方、新米美容師の... 続きを読む
2007/02/26/17:04 | トラックバック (0) | 佐野亨 ,今週の一本
Dear Friends
先走りするメッセージ /Text By 松本 不二人 いきなり私見だが、映画を観る時には、それが「誰が観るものなのか」がよく気になるマイナー好きにとって、今観ている作品が一体何なのかを判断するために、一定の意味付けを試みるのは一種のケジメでもある。ご存知の... 続きを読む
2007/02/19/11:56 | トラックバック (0) | 松本不二人 ,今週の一本
聴かれた女
全世界の男が叫んだ、「いいから早くやれよ!」 /Text By 膳場 岳人 男(大野慶太)が引越してきたアパートは、壁がひどく薄かった。隣に住む若い女(蒼井そら)の生活音や電話の会話が響き、彼氏(加藤裕人)が部屋を訪ねてきた夜は、当然ながら情事の声が漏れ聞こえてくる。男は自室の壁に盗聴器を仕掛... 続きを読む
2007/02/13/02:45 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今週の一本
世界最速のインディアン
「世界最速のインディアン」評/天晴れキウィ男児の心意気 タイトルに冠されている「インディアン」とは、ネイティブ・アメリカンのことではなく、ハーレーと人気を二分したオートバイのブランド名。本作は1920年式の「インディアン・スカウト」を、4... 続きを読む
2007/02/06/18:44 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本
リトル・ミス・サンシャイン
オリーブのお腹に乾杯 /Text By 百恵 紳之助 人目をはばからず、映画館で号泣したのは「ハチ公物語」以来だが、大笑い号泣した映画はこの作品が初めてだ。しかも一つの場面でだ。 小学校の卒業式のとき、本番でふざ... 続きを読む
2007/01/30/11:01 | トラックバック (0) | 百恵紳之助 ,今週の一本
それでもボクはやってない
「それでもボクはやってない」評/猿でも分かる裁判の仕組みと冤罪の可能性 「Shall we ダンス?」(96)以来、実に10年ぶりとなる周防監督の新作は、「痴漢冤罪事件」を題材にした超硬派な社会派劇だ。と言っても、ユーモラスな作風で一世を風靡した監督だけに、特有のユーモアを随... 続きを読む
2007/01/23/08:57 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本
前の10件 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次の10件