アオグラ
アオイ春の、賑やかなグラフティ― /Text By 膳場 岳人 地方都市で冴えない高校生活を送り、将来について悩んだ挙句、何らかの目標を見出して上京の意志を固める――。それが映画監督や小説家といった「ものつくり」の人種ならば、自分史におけるこのエポックを「作品」として描きたいものだろう... 続きを読む
2006/10/31/09:59 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今週の一本
明日へのチケット
「明日へのチケット」評/ヨーロッパ市民としての自覚と眼差し 贅沢な、何と贅沢な作品だろう。 エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチ。いずれもパルムドール受賞者(ケン・ローチは来月公開の「麦の穂をゆらす風」でパルムドールを獲得)であるだけでなく、... 続きを読む
2006/10/24/14:51 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本
マーダーボール
頑張る時はいつも今 /Text By 百恵 紳之助 高いレベルにいる運動選手たちの物語である。スポーツのドキュメンタリーにはありがちだが毎度のことこういうのを見ると、「俺ってホントだめ…」とブルーになってしまう(日大三... 続きを読む
2006/10/16/12:37 | トラックバック (0) | 百恵紳之助 ,今週の一本
百年恋歌
誰にとっての「最好的時光」 /Text By 佐野 亨 邦題の『百年恋歌』、英題の『Three Times』は、ともに本作の意図を汲み取り損ねている。原題の『最好的時光』にこそ、そのテーマが明確に表されているというべきだろう。 本作は、1911年、1966年、2005年のそれぞれの時代に生きる... 続きを読む
2006/10/10/22:52 | トラックバック (0) | 佐野亨 ,今週の一本
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ
「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」評/さぁ、僕をもっと楽しませておくれ。 唸る鋼鉄ヨーヨー、はためくセーラーっ!あの伝説のトンでもアクションドラマが性懲りもなくスクリーンに戻ってきた! 「スケバン刑事」とは和田慎二の少女漫画だが、原作漫画よりも1985年から19... 続きを読む
2006/10/02/21:38 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本
「長く住んだ家だから寂しいでしょ?」「そーでもないよ」/『ツヒノスミカ』評
「長く住んだ家だから寂しいでしょ?」「そーでもないよ」 /Text By 膳場 岳人 10数年前に夫を亡くした90歳の老女が、長年住みなれた家を取り壊して三世代住宅を新築することになる。思い出の残る家での最後の日々は緩やかに過ぎていき、ついに取り壊しが始まる。その... 続きを読む
2006/09/26/13:14 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今週の一本
X-MEN:ファイナル・ディシジョン
「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」評/その"選択"は正しかったのか? 遺伝子の突然変異によって発現した超人的特殊能力のせいで、人々から忌み嫌われ人間社会から迫害されてきた「ミュータント」たち。彼らミュータントと人間の、そして思想の違いによって対立するミュータント同士 続きを読む
2006/09/11/19:21 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本
ハイテンション
ハイテンションな愛の映画? /Text By 百恵 紳之助 ああ…一人で行くんじゃなかった。と言っても別に怖かったからってわけじゃなく…。なんでかって言うと「え!?なに?そーゆーオチ!?」というオチがなんかもう…。またこーゆーオチかよと…。いえかってのこ 続きを読む
2006/09/04/11:59 | トラックバック (0) | 百恵紳之助 ,今週の一本
もんしぇん
足止めされて見た夢は /Text By 膳場 岳人 都会に生まれ育った16歳の少女が、たまたま訪れた天草の海辺で天恵の如きインスピレーションに打たれる。「ここで映画を作りたい!」。使命にも似たそんな思いを抱え、彼女はそれから12年の歳月を、映画の実現のためだけに走り続け... 続きを読む
2006/08/28/11:46 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今週の一本
狩人と犬、最後の旅
極限の世界で結ばれる犬とヒトの幸福な関係 /Text By 鮫島 サメ子 暑いっすね。ヒトでさえウンザリする、亜熱帯日本のこの猛暑(&湿度)。毛皮をお召しのワンコ共には最悪の季節でありましょう。夕方というにはまだ早い時間、散歩にやってきた大きな秋田犬がス... 続きを読む
2006/08/21/11:05 | トラックバック (0) | 鮫島サメ子 ,今週の一本
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