プレゼント

『ローマに消えた男』などで知られるイタリアの社会派監督ロベルト・アンドーの最新作となる本作は、G8財務相会議の前夜に、自身の誕生パーティを開いた国際通貨基金専務理事が、翌日死体となって発見された事件の真相を巡るミステリー。死の直前に理事が行った告解を聞きながら沈黙していた修道士が、理事の葬儀で語ったこととは?“物質主義 vs 精神主義”の構図を核に据えた異色の形而上的ミステリーである本作『修道士は沈黙する』の試写会に20組40名様をご招待します。※上映後にロベルト・アンドー監督のトークイベント付

『修道士は沈黙する』 ◆日時:1月27日(土) 正午12:00予定 (上映時間:108分)
◆会場:イタリア文化会館 ( 東京都千代田区九段南 2-1-30 )
◆『修道士 試写(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:1月19日(金)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト:http://shudoshi-chinmoku.jp/
◆共催:イタリア文化会館/ミモザフィルムズ

註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
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『ローマに消えた男』(13)ロベルト・アンドー監督最新作

修道士は沈黙する

公式サイト 公式twitter

2018年3月17日(土)より Bunkamura ル・シネマ
ほか全国順次ロードショー

INTRODUCTION

イタリアの政界を背景にした風刺劇『ローマに消えた男』(13)で、権力の富話を軽やかなユーモアを交えて描いたロベルト・アンドー監督。彼が新作の題材に選んだのは、”物質主義vs精神主義”の構図を核に据えた知的でスタイリッシュな異色ミステリーだ。舞台となるのはG8――先進国首脳会議(サミット)に参加する8カ国の財務大臣会合である。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシア。撮影地は、実際に2007年にG8が開かれたパルト海沿岸のリゾート地、ドイツのハイリゲンダム。この美しい地の高級ホテルに、各国の政府を代表する名うてのエコノミストたちが集まってくる。まもなく彼らの手により、世界の貧富の差の拡大にさらに拍車を掛ける決議が下されようとしていた。
そこに居合わせたのは、政治家でも経済の専門家でもない、ひとりの修道士。国際通貨基金(IMF)のダニエル・ロシェ専務理事から会合の場に招かれた特別ゲストだ。夕食会のあと、修道士サルスはロシェから部屋に呼び出され、告解がしたいと告げられる。しかしサルスが部屋に戻った翌朝、ロシェがビニール袋をかぶって死んでいるのが発見された。警察の極秘捜査が続けられる中、間近に迫る記者会見に向けて、そもそも一枚岩でなかった各国の財務相の間で政治的な駆け引きが始まる――。

『修道士は沈黙する』場面1 『修道士は沈黙する』場面2

原題は「告解」。世界的な市場を動かす能力を持った大物経済人のロシェが、罪の赦しを得るために、修道士サルスに秘められた葛藤や良心の阿責を告白する。前作に続きロベルト・アンドー監督の権力批判が横溢しつつ、全体のトーンはもっとシリアスで瞑想的に。また、劇中で言及されるアルフレッド・ヒッチコック監督の『私は告白する』(53)のように、カトリックの戒律のため、殺人事件の容疑者として追い詰められていく修道士の姿が胸を締めつけるようなスリルを呼ぶ。そして回想シーンとして何度もインサートされ、徐々に内容が明かされていくロシェの告解。決議に重要な影響を及ぼす決め手となる、ある数式。さらにはホテルの部屋の鍵穴といった映画的装置が、サスペンスをじわじわと盛り上げていく。
キャストには国際的な俳優が顔をそろえた。主役のイタリア人修道士ロベルト・サルスには、トニ・セルヴィッロ。『ローマに消えた男」に引き続いてのアンドー監督作への主演だ。
物語のキーパーソンとなるダニエル・ロシェ役には、『八日目』(96)でカンヌ国際映画祭の男優賞に輝いたフランスの名優、ダニエル・オートゥイユ。そして修道士サルスの助けとなる絵本作家のクレール・セス役には、デンマーク出身の人気女優、コニー・ニールセンが扮している。

『修道士は沈黙する』場面3 『修道士は沈黙する』場面4
CREDIT
監督・原案・脚本:ロベルト・アンドー
出演:トニ・セルヴィッロ,ダニエル・オートゥイユ,コニー・ニールセン,
モーリッツ・ブライプトロイ,マリ=ジョゼ・クローズ
2016 年/イタリア=フランス/イタリア語・仏語・英語/カラー/108 分/シネスコ /ドルビーデジタル
原題:Le confessioni 字幕:寺尾次郎 配給:ミモザフィルムズ
後援:イタリア大使館,在日フランス大使館,アンスティチュ・フランセ日本
特別協力:イタリア文化会館 協力:ユニフランス
©2015 BiBi Film-Barbary Films

公式サイト 公式twitter

2018年3月17日(土)より Bunkamura ル・シネマ
ほか全国順次ロードショー

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  • 監督:ロベルト・アンドゥ
  • 出演:トニ・セルヴィッロ, ヴァレリオ・マスタンドレア, ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ, ミケーラ・チェスコン, アンナ・ボナイウート
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