深谷 直子/PROFILE
フリーペーパー「人の映画評<レビュー>を笑うな」編集・ライター
第22回東京国際映画祭(2009年)「映画批評家プロジェクト」佳作受賞
福島県生まれ。日本女子大学文学部日本文学専攻。
卒業後は会社員をしながら映画やライヴに足を運び、カルチャーセンターの文章講座で自己表現の楽しさを学ぶ。
批評文を書くこともさることながら、映画人に取材することに喜びを覚える駆け出しライターです。
好きな映画: | 『ディア・ハンター』『ターミネーター』『アメリカの夜』『ミツバチのささやき』『ホテル・ニューハンプシャー』『イントゥ・ザ・ワイルド』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』『トウキョウソナタ』『青い春』 |
好きな監督: | フランソワ・トリュフォー、マイケル・チミノ、デヴィッド・クローネンバーグ、デヴィッド・リンチ、ヴィム・ヴェンダース、クエンティン・タランティーノ、ショーン・ペン、黒沢清、若松孝二、塚本晋也 |
好きな俳優: | クリストファー・ウォーケン、ヴィンセント・ギャロ、ユアン・マクレガー、シャルロット・ゲンズブール、ジュリエット・ビノシュ、松田優作、伊勢谷友介、新井浩文 |
ブログ: | 『 人の映画評<レビュー>を笑うな 』 |
Twitter: | 『 @naowolf 』 |
連絡先: | naowolf7+gmail.com ウィルス対策の為、+を半角@に変えてご利用下さい。 |
第23回東京国際映画祭レポート【1/4】
コンペティション部門報告――時代の犠牲者たちに学ぶ
ニール・ジョーダン監督を審査委員長に、今年で第23回を迎える東京国際映画祭(以下TIFF)が10月23日~31日に開催された。ジョーダン監督がTIFFに参加するのは1985年の第1回に出世作の『狼の血族』が上映されて以来という談話を聞いて、TIFFはミニシアターブームと同時期の、映画業界が活気に溢れていた時代にスタートしたのだということをあらためて思った。それから20年余り、世界的な不況が続き、一方で映像を巡る技術革新は... 続きを読む
2010/11/27/00:04 | トラックバック (0)
ベルマ・バシュ[監督]/シェイマ・ウズンラル[女優]インタビュー:映画「ゼフィール」について
初めて監督した短編作品が2006年のカンヌ国際映画祭で正式上映され、近年好調のトルコ映画界の中でも飛び抜けた存在感を放っていたベルマ・バシュ監督。待望の長編デビュー作は、山岳地帯の村を舞台に、母の愛を希求する少女の心理を繊細に描く美しい映像詩であった。独特の濃密な世界観を形作る要素のひとつとして、キャストに監督の家族や村の住人を起用していることが挙げられるだろう。主演のシェイマ・ウズンラルさんも監督とは親戚同士。東京国際映画祭に出品するために来日したおふたりに、映画の成り立ちから舞台裏までを伺った。 続きを読む
2010/11/10/23:37 | トラックバック (1)
佐々木芽生監督インタビュー:映画「ハーブ&ドロシー」について
ナショナルギャラリーに4000点あまりのアート作品を寄贈したのは、NYのアパートで慎ましく暮らす公務員のカップルだった……。現代のおとぎ話とでも言うべき驚きの物語を温かくおもしろく描いて国際的に高い評価を得てきたドキュメンタリーが、ついに日本で公開される。NY在住の佐々木芽生監督に、日本での公開に先駆けお話をうかがった。 2010年11月13日(土)より、シアター・イメージフォーラム他にてロードショー!! 続きを読む
2010/10/09/20:38 | トラックバック (3)
辻智彦氏(撮影)インタビュー:映画「ロストパラダイス・イン・トーキョー」について
『ロストパラダイス・イン・トーキョー』は、社会の閉塞感にもがきながら、必死に居場所を探そうとする現代の若者を描いた白石和彌監督の渾身のデビュー作だ。3人の俳優たちのアンサンブルが見事であり、彼らの間の息苦しい空気感まで映し取るようなカメラは、ときに不穏に、ときに優しく、リアルな世界を形作る。この印象的な撮影は若松組での盟友・辻智彦氏によるもの。ドキュメンタリー出身ならではの「掴まえに行く」撮影術を伺った。2010年9月18日(土)より、ポレポレ東中野にてレイトショー! 続きを読む
2010/09/18/17:22 | トラックバック (1)
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