深谷 直子/PROFILE

フリーペーパー「人の映画評<レビュー>を笑うな」編集・ライター
第22回東京国際映画祭(2009年)「映画批評家プロジェクト」佳作受賞

福島県生まれ。日本女子大学文学部日本文学専攻。
卒業後は会社員をしながら映画やライヴに足を運び、カルチャーセンターの文章講座で自己表現の楽しさを学ぶ。
批評文を書くこともさることながら、映画人に取材することに喜びを覚える駆け出しライターです。

好きな映画:『ディア・ハンター』『ターミネーター』『アメリカの夜』『ミツバチのささやき』『ホテル・ニューハンプシャー』『イントゥ・ザ・ワイルド』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』『トウキョウソナタ』『青い春』
好きな監督:フランソワ・トリュフォー、マイケル・チミノ、デヴィッド・クローネンバーグ、デヴィッド・リンチ、ヴィム・ヴェンダース、クエンティン・タランティーノ、ショーン・ペン、黒沢清、若松孝二、塚本晋也
好きな俳優:クリストファー・ウォーケン、ヴィンセント・ギャロ、ユアン・マクレガー、シャルロット・ゲンズブール、ジュリエット・ビノシュ、松田優作、伊勢谷友介、新井浩文
ブログ:人の映画評<レビュー>を笑うな
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過去記事一覧

田中情監督インタビュー:映画「シンクロニシティ」について【2/2】

閉塞した現代に生きる若者の闇と青春を鮮烈に描いた映画『シンクロニシティ』は、新鋭・田中情監督の長編二作目となる。ボクサーから映画監督に転身した異色の経歴をもつ田中監督に、映画作りへの思いなどをうかがった。【page2】 2011年6月11日(土)より渋谷UPLINK Xにてロードショー 続きを読む

2011/06/09/21:05 | トラックバック (0)

田中情監督インタビュー:映画「シンクロニシティ」について【1/2】

閉塞した現代に生きる若者の闇と青春を鮮烈に描いた映画『シンクロニシティ』は、新鋭・田中情監督の長編二作目となる。ボクサーから映画監督に転身した異色の経歴をもつ田中監督に、映画作りへの思いなどをうかがった。【page1】 2011年6月11日(土)より渋谷UPLINK Xにてロードショー 続きを読む

2011/06/09/21:04 | トラックバック (0)

榎本憲男(脚本・監督)インタビュー:
映画「見えないほどの遠くの空を」について【2/2】

劇場支配人、プロデューサー、脚本家と、様々な形で日本の映画界に携わってきた特異な経歴を持ち、本作で監督デビューを果たした榎本憲男監督にお話をうかがった。( page2 ) 2011年6月11日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー予定 続きを読む

2011/04/30/20:20 | トラックバック (0)

榎本憲男(脚本・監督)インタビュー:
映画「見えないほどの遠くの空を」について【1/2】

劇場支配人、プロデューサー、脚本家と、様々な形で日本の映画界に携わってきた特異な経歴を持ち、本作で監督デビューを果たした榎本憲男監督にお話をうかがった。( page1 ) 2011年6月11日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー予定 続きを読む

2011/04/30/20:18 | トラックバック (0)

川口潤監督インタビュー:映画「kocorono」について

結成23年目を迎えるブラッドサースティ・ブッチャーズの内情を余すところなく記録した音楽ドキュメンタリーを完成させた川口潤監督に話をうかがった。 2011年2月5日(土)より、シアターN渋谷ほか全国順次ロードショー 続きを読む

2011/01/30/19:32 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/深谷レポート【2/2】『老人たちの夢』

『ミスター・ノーバディ』( ジャコ・ヴァン・ドルマル監督 特別招待作品 2011年春よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開 ) 『トト・ザ・ヒーロー』、『八日目』のジャコ・ヴァン・ドルマル監督の13年ぶりの新作も、『ブンミおじさんの森』同様、死期の近付いた老人を主人公に描く独創的なファンタジーであった。この作品の舞台となるのは人類が永遠の命を手に入れた2092年の近未来で、主人公のニモはまもなく118歳になろうとする世界最高... 続きを読む

2010/12/31/15:24 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/深谷レポート【1/2】『老人たちの夢』

閉会式、コンペティション審査委員長のウルリッヒ・グレゴール氏は、受賞作発表に先がけてのスピーチで「作品同士が呼応しあうような、語り合うような構成になっていた」とラインナップを称賛した。個々の作品を見ると監督自身のパーソナルな世界を描くものが目立ち、例年以上に個性的で手強いラインナップだったと思う。その一方で鑑賞を重ねるうちに既視感のような不思議な感覚を何度も覚え、映画祭全体がひとつの環を形作るような気がしていたのでその言葉には多いに頷いた。映画というのは異なる才能のコラボレーションで作られる芸術だが、完成した作... 続きを読む

2010/12/31/15:23 | トラックバック (0)

第23回東京国際映画祭レポート【4/4】
男たちの愛と裏切りのドラマ――オープニングを飾った傑作娯楽映画

男たちの愛と裏切りのドラマ / そんなブルース・リー特集も編まれた今年、TIFFではアート系の秀作も数多く上映されたが、全体的にはエンターテインメント色の強い映画が目立っていたように思った。初日に立て続けに『モンガに散る』、『ソーシャル・ネットワーク』という超弩級ドラマを観てしまったことの印象も強いし、巨匠たちの新作にしても、スコリモフスキの『エッセンシャル・キリング』は極限状態での壮絶な逃亡アクションだし、ポランスキーの『ゴート... 続きを読む

2010/11/27/00:15 | トラックバック (0)

第23回東京国際映画祭レポート【3/4】
アジアの風部門「生誕70年記念~ブルース・リーから未来へ」

今年のTIFFのラインナップで心ときめいたのはこの企画。本2010年はブルース・リーの生誕70年にあたる。世界各地で記念の催しが行われる中、「アジアの風」も彼の代表作2本と、現代のアクション・スター、ドニー・ウェンがリーの師匠を演じる『イップ・マン』シリーズなどオマージュ作4本を上映して、映画史上の巨人に敬意を表した。『ブルース・リー 死亡遊戯』『燃えよドラゴン』の2本立て上映はもちろん大盛況で、黄色いトラックスーツを着たコスプレイ... 続きを読む

2010/11/27/00:10 | トラックバック (0)

第23回東京国際映画祭レポート【2/4】
コンペティション部門報告――時代の犠牲者たちに学ぶ

『サラの鍵』 ~最優秀監督賞、観客賞~ / タチアナ・ド・ロネによるベストセラー小説の映画化。1942年、ドイツ占領下のパリでもユダヤ人の一斉検挙が行われ、少女サラも父母と一緒に自転車競技場ヴェルディヴに連行された。すぐに帰れるものと思って弟を納屋に隠し、外から鍵をかけて出てきてしまったサラは、彼を救うため必死で逃亡を図る……。この警察主導の一斉検挙事件は、フランス人でさえ知らない人が多い封印された歴史であった... 続きを読む

2010/11/27/00:06 | トラックバック (0)

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