インタビュー
デモ 田中監督/『リリカルスクールの未知との遭遇』

デモ 田中 (監督)
映画『リリカルスクールの未知との遭遇』について【5/5】

シネマート新宿にて絶賛公開中!!
6月18日(土)よりシネマート心斎橋、6月25日(土)より名古屋シネマスコーレ奇跡の夜の上映決定!以降全国順次公開

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

『リリカルスクールの未知との遭遇』場面9 『リリカルスクールの未知との遭遇』場面10――撮影の最後がライブシーンだったということは、撮り終わったあと盛り上がったでしょうね。

田中 いや、そのあとにバムさんとの別れのシーンがあったんです。ライブシーンにすごく時間をかけたので、ラストシーンは駆け足で撮ったような感じになっちゃったんですけど。感情を作ってガッツリやらなきゃいけないところなので、本当は粘ってやりたかったんですが、彼女たちは瞬発力があるので全部一発OKで。ジメッとしていなくて、作り込まなかったのがかえってよかったのかもしれないですね。結構僕は気に入っているんです。

――地上で別れを惜しんだりすることもなく、スイスイとバムさんが宙に昇っていくので、ちょっとビックリしました(笑)。

田中 サーッと行っちゃう感じが気持ちいいんですよね。ラストのカットも、あと1秒長くしようかとかいろんなバージョンを試したんですけど、ドヤドヤっと終わるのがこの映画らしいかなと。

――本当にテンポがよく、リリカルスクールによく合うカッコイイ映画になりました。作り上げてどんなお気持ちですか?

田中 初監督だったので、どうなるか分からないままやりましたが、「何かを変えたい、変わりたい」ということを常に思っていて、そういう想いが強く出る「核」がある映画にしたいと思っていました。時間だとか予算だとかの条件とかって色々あるけど本当は映画にとってそう重要な事じゃなくて、やっぱり個々の想いだと思います。リリカルスクールのリアルな気持ちにもそういう部分はあったんじゃないかと思って、メンバーみんなそれを持ちながら演じていただいたと思うので、表面的には不思議感満載の映画ですけど、彼女たちの表情を通してそういった核が刺さればと思います。

――すごく熱い映画だなと思いました。今まで全然観たことのないものを作ろうというサービス精神に溢れて、その中にピースフルな優しさがありますよね。

田中 全部のせで一筆書きみたいな勢いを大事にした映画ですけど、僕も社会不適合者的なところがあって、居場所がないというか器用にやっていけるタイプではない自分を、主人公のayakaさんのキャラクターと照らし合わせていました。映画の中のayakaさんも、バムさんと過ごした時間の中で目的を達成できたことによって成長していくだろうと思います。……ちょっといい話過ぎたかな(笑)。

――(笑)。いやいや、観たらみんな元気になれる映画だと思います。

田中 そうですね。そういう要素しか入っていない。とにかくパーティーを続けよう!と。大人になると明日のことを考えちゃって、「遊んだわー!」みたいなことってなかなかないですよね。でも「あんときすごかったなあ」みたいなキラキラした奇跡の夜ってあったじゃないですか? そういうものが内包されていたらいいなあと思います。それが“ウルトラハッピーパーティームービー”っていうことなんです。

――リリカルスクールのファンはもちろん、いろんな世代の方に観てほしいですね。では最後にお客さんへのメッセージをお願いします。

田中 僕が言うのもおこがましいですけど、映画ってお祭りとかパーティーと同じで、作っている過程から出来上がってお客さんが来ての上映まで、全部ひっくるめてみんなで盛り上がるものだと思っているんですね。でも映画と言ってもバジェットもピンからキリまであって、それでも料金は一律で、お客さんにとっては「これDVDでもよくない?」っていうことになるんですけど。でもできるだけ映画館に足を運んでほしいなあと思います。そして映画を好きになってほしいですね。いろんな映画があるし、期待していなかった映画がめちゃくちゃ面白い!っていうこともあるし、映画体験で本当に人生が変わることもあるので、映画館に映画を観に行ってほしいなと思いますね。なるだけね。

――なるだけ(笑)。腰が低いですけど、ずっと映画に関わられてきた監督の実感のこもった願いということで。この作品が映画を好きになるきっかけになるといいなと思います。今日はありがとうございました。

( 2016年5月26日 新宿・馬車馬企画で 取材:深谷直子 )

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リリカルスクールの未知との遭遇 2016年/日本/カラー/75分/
主演:リリカルスクール<ayaka、mei、yumi、ami、minan、hime>
監督・編集:デモ田中 スーパーバイザー:M.C.BOO 脚本:加藤淳也、デモ田中、M.C.BOO
出演:ANI(スチャダラパー)、バッファロー吾郎A、BIKKE(TOKYO No.1 SOUL SET)他
声の出演:塩屋浩三(アニメ『ドラゴンボール』シリーズ魔人ブウ役)
主題歌「RUN and RUN」lyrical school(キングレコード)
「リリカルスクール」映画製作委員会(キングレコード+日販+DLE+ブートロック)
© 2016 lyrical school Film Partners
公式サイト 公式twitter 公式Facebook

シネマート新宿にて絶賛公開中!!
6月18日(土)よりシネマート心斎橋、
6月25日(土)より名古屋シネマスコーレ
奇跡の夜の上映決定!以降全国順次公開

2016/06/05/10:05 | BBS | トラックバック (0)
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