蔦文也が映画でよみがえる！

今なお高校野球ナンバー1の名将として人気を誇る、池田高校の蔦文也監督。その風貌と独自の野球理論から“攻めダルマ”の愛称で全国の人々に親しまれ、山あいの県立高校を率いて甲子園で優勝3回、準優勝2回の偉業を成し遂げた。「さわやかイレブン」「やまびこ打線」、KKコンビ(桑田・清原)擁するPL学園との対決など、数々の名シーンを生み出し、高校野球史にその名を刻む蔦文也の知られざる姿が、いまドキュメンタリーとしてよみがえる。

水野、畠山など当時の池田高校関係者が総出演！

甲子園ブームにより一躍、全国の注目の的になった徳島県立池田高校。このドキュメンタリーは、池校野球部を築き上げた関係者たちの証言により“蔦文也の魂”を追憶するスピリチュアルムービーである。
プロ野球で活躍した水野雄仁、畠山準をはじめとする歴代メンバーや、監督を支えてきたコーチや部長たちが総出演し、また千利休を祖に持つ千玄室が共に特攻要員だった戦時中の体験を語っている。そして、蔦文也に長年寄り添い、球児たちを育て上げた池校野球部の母でもある妻・キミ子の証言もカメラに収め、監督として、教育者として、夫・父としての蔦文也の知られざる顔が明らかになる。

映画監督である孫が追う蔦文也の素顔！
ピアノ音楽はなんと、あの新垣隆！

監督は蔦文也の孫で、徳島を舞台にした映画「祖谷物語ーおくのひとー」でデビューし、海外映画祭からも高い評価を得た蔦哲一朗。物心ついた頃から偉大な祖父の存在に悩まされてきたという孫が今回満を持して、蔦文也と向き合いメガホンを取る。またピアノ音楽は新垣隆氏が担当し、優雅な演奏で作品にを花を添えている。