新作情報

『ミッドサマー』『mid90s』A24 製作×『ウィッチ』監督最新作
第 92 回アカデミー賞® 撮影賞ノミネート
第 72 回カンヌ国際映画祭 国際映画批評家連盟賞受賞

ライトハウス

ロバート・パティンソン(新『バットマン』)&ウィレム・デフォー、初競演!

公式サイト 公式twitter

2021年7月9日(金)TOHO シネマズ シャンテ
ほか全国ロードショー!

INTRODUCTION


絶海の孤島で灯台守たちが見たものは?
“恐ろしくも美しい、A24 が放つ傑作スリラー”

1890 年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから四週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう……。

謎めいた孤島にやって来た“2⼈の灯台守”たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく――1801 年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件をベースに、⼈間の極限状態を描いた本作。より⼈間の感情を際⽴たせることのできるモノクロームの映像や、サイレント映画からトーキーへの移⾏期に隆盛した正⽅形に近い画⾯サイズにこだわったことで“シネマティックな映像美”も実現。そのこだわりと美しさによってアカデミー賞撮影賞にノミネートされるなど世界的評価も獲得、緊迫感を増⼤させるこだわり抜いた⾳響も評判を呼び、カンヌ国際映画祭監督週間でのプレミア上映では⼤喝采で迎え⼊れられた。また、北⽶では A24 の配給で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興⾏収⼊1,000 万ドル以上の⼤ヒットを記録している。

『ライトハウス』ポスター画像本作の監督を務めるのは、⻑編デビュー作『ウィッチ amazonリンク:『ウィッチ [Blu-ray]』』がサンダンス映画祭で圧倒的⾼評価を受け、⼀躍スター監督へと躍進したハリウッド屈指の才能、ロバート・エガース。そして、少しずつ狂気の世界に⾜を踏み⼊れていく2⼈の灯台守を演じるのは“新バットマン”にも決定、2020 年に公開し⼤ヒットしたクリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』で⼈気が爆発したロバート・パティンソンと、⾔わずとしれた世界の名優ウィレム・デフォー。実⼒と⼈気を兼ね備えた2⼤スターが W 主演を務めている。劇中、ほぼパティンソンとウィレム・デフォーの 2 ⼈しか登場しないことでも本作の話題の一つで、“絶海の孤島”という極度の緊張感が強いられる空間の中、互いの魂をぶつけ合うような⻤気迫るやり取りを繰り広げる彼らの壮絶な演技合戦は数多くの映画祭で⼤絶賛! 狂気に取り憑かれた男達の恐怖や愛憎を描き出し、スリリングで謎めいていながらも⼈間の本質に迫るような、凄みを持った物語に観客は魅了されること請け合いだ。

COMMENTARY
  • ギレルモ・デル・トロ(監督『シェイプ・オブ・ウォーター』)
    エガース監督の最高傑作。ハーマン・メルヴィルや、H・P・ラヴクラフトやサミュエル・ベケットのような、漠然とした密度と実存主義を感じる。ダークな快感、エネルギー、モノクロに満ちた、辺獄での 2 人の魅惑的な俳優による演劇。
  • アリ・アスター(監督『ミッドサマー』)
    並外れた映画。非常に美しく、ユニークで、そして本当に面白い。
  • 桜庭⼀樹(作家)
    ウィレム・デフォーの⾔葉は拳、ロバート・パティンソンの沈黙は盾。
    ⼆⼈の命をかけた縄張り争いのドラマから、「⾔葉とは何か?」と今⼀度深く考えさせられた。『ライトハウス』画像
  • ⼄⼀(⼩説家)
    時代を超越した、怪奇幻想世界の映画フィルム。
    狂気に蝕まれていく⼈間は、美しい!
  • ⼩島秀夫(ゲームクリエイター)
    35mm、モノクロ、閉塞感を煽る真四⾓に近いスクリーン、ふたりの役者、⿊く畝る海、海⿃の鳴き声、仄かに薄暗い灯台。たったこれだけの素朴な古典的画材でエガース監督は才能をまた⾒せつける。光を求めて幻想の螺旋階段を登りつめていく、⼈間の狂気と闇の恍惚を「ライトハウス」は照らす。
  • 深緑野分(作家)
    光は呼ぶ、闇を、狂気を、渦潮から何者かを。ぬめぬめしたものが観客のうなじを逆撫でし、本当に狂っているのは誰かもわからなくなり、叫び出したくなる。
  • ⾵間賢⼆(翻訳家・幻想⽂学研究家)
    光の源は闇。めくるめく虚実の螺旋階段を転落させる、⻤才ならではの逆説的な展開に思考回路がショートする!
  • 滝本誠(ライター)
    (私⾒)エドワード・ホッパー描く⽩い《灯台》(1929前後)をミュンヘン象徴派フォン・シュトゥックの《⽔》(1910)のセイレーンで⿊く変容させる……。監督のウイッチクラフト、ラヴクラフトのクラフト連打がたまらない。

ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォーインタビュー+本編映像!

CREDIT
監督:ロバート・エガース『ウィッチ』 脚本:ロバート・エガース/マックス・エガース
撮影:ジュリアン・ブラシュケ『ウィッチ』 製作:A24
出演:ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』、ロバート・パティンソン『TENET テネット』
2019 年/アメリカ/英語/スタンダード/モノクロ/109 分/5.1ch/
日本語字幕:松浦美奈/原題:The Lighthouse 配給・宣伝:トランスフォーマー
©2019 A24 Films LLC. All Rights Reserved.

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  • 監督:ロバート・エガース
  • 出演:アニヤ・テイラー=ジョイ, ラルフ・アイネソン, ケイト・ディッキー, ハービー・スクリムショウ, エリー・グレーンジャー
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  • おすすめ度:おすすめ度4.5
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『ライトハウス』2021年7月9日公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ) 『ライトハウス』2021年7月9日公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

2021/07/06/18:01 | トラックバック (0)
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