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第76回ヴェネツィア国際映画祭 ユニセフ賞受賞
第92回アカデミー賞 チェコ代表作品

異端の鳥

『異端の鳥』画像 『異端の鳥』場面画像1
  • 疑う余地のないほど見事なモノクロ叙事詩的映画。
    本作の容赦ない残忍な描写と倒錯を十分に説明するのは難しいが、アンドレイ・タルコフスキー『僕の村は戦場だった』、ロベール・ブレッソン『少女ムシェット』、またはエレム・クリモフ『炎628』などを見た人は、この恐ろしさがどのようなものか分かるかもしれない。――リトル・ホワイト・ライズ
  • 田舎の村々を通り抜け、少年は人間の最も暗い真実と最も崇高な瞬間を目撃する。
    ここ数年で最も過酷で価値のある映画の1つ。撮影監督であるスムットニーの仕事は本当に完璧だった。最初から最後まで無駄なショットが一つとしてない。
    この絶妙な美しさを通して、戦争の現実が映し出される。

    この映像は、時間が経っても心に残っているだろう。 ――フィルム・スレット

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2020年10月9日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開

INTRODUCTION

僕は、生きて、家に帰る

東欧のどこか。ホロコーストを逃れて疎開した少年は、預かり先である一人暮らしの老婆が病死した上に火事で家が消失したことで、身寄りをなくし一人で旅に出ることになってしまう。行く先々で彼を異物とみなす周囲の人間たちの酷い仕打ちに遭いながらも、彼はなんとか生き延びようと必死でもがき続ける――。

発禁の書、半世紀の時を経て奇跡の映画化!
たった一人で戦火を生き抜く少年を描いた、
あまりにも残酷で美しい3時間の驚異の映画体験!

本作は、第二次大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるために、たった一人で田舎に疎開した少年が差別と迫害に抗いながら強く生き抜く姿と、異物である少年を徹底的に攻撃する“普通の人々”を赤裸々に描いていく、人間の本質に迫る、美しくも残酷な異端の問題作だ。
ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映されると、少年の置かれた過酷な状況が賛否を呼び、途中退場者が続出。しかし、同時に10分間のスタンディングオベーションを受けユニセフ賞を受賞し、『ジョーカー』以上に話題を集めて同映画祭屈指の話題作となった。 原作は、自身もホロコーストの生き残りであるポーランドの作家イェジー・コシンスキが1965年に発表した「ペインティッド・バード」。ポーランドでは発禁書となり、作家自身も後に謎の自殺を遂げた“いわくつきの傑作”を、チェコ出身のヴァーツラフ・マルホウル監督は実に11年もの歳月をかけて執念の映画化を果たした。

『異端の鳥』場面画像2 『異端の鳥』場面画像3

「戦争の非情さを感じる」本編映像

『異端の鳥』場面画像4 『異端の鳥』場面画像5
CREDIT
監督・脚本:ヴァーツラフ・マルホウル 『戦場の黙示録』
原作:イェジー・コシンスキ「ペインティッド・バード」(松籟社・刊)
出演:ペトル・コトラール,ステラン・スカルスガルド,ハーヴェイ・カイテル,
ジュリアン・サンズ,バリー・ペッパー,ウド・キアー
2018年/チェコ・スロヴァキア・ウクライナ合作/スラヴィック・エスペラント語、ドイツ語ほか/
169分/シネスコ/DCP/モノクロ/5.1ch/原題:The Painted Bird
字幕翻訳:岩辺いずみ 配給:トランスフォーマー R15
後援:チェコ共和国大使館 日本・チェコ交流100周年記念作品
COPYRIGHT © 2019 ALL RIGHTS RESERVED SILVER SCREEN CESKA TELEVIZE EDUARD & MILADA KUCERA DIRECTORY FILMS ROZHLAS A TELEVÍZIA SLOVENSKA CERTICON GROUP INNOGY PUBRES RICHARD KAUCKY

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2020年10月9日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国公開

ペインティッド・バード (東欧の想像力) (日本語) 単行本 ペインティッド・バード (東欧の想像力) (日本語) 単行本
『異端の鳥』2020年10月9日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ) 『異端の鳥』
2020年10月9日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

2020/10/03/20:22 | トラックバック (0)
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