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2021年度アカデミー賞® 音響賞・編集賞受賞
2021年アカデミー賞® 作品賞含む主要6部門ノミネート

サウンド・オブ・メタル
~聞こえるということ~

『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』画像 『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』場面画像1

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2021年10月1日(金)より究極の音響体感公開

INTRODUCTION

日常あたりまえに聞こえている”音”、それが突然、聞こえなくなる……

突如難聴になったドラマーのルーベンは、一緒にバンドを組む恋人ルーに難聴者のコミュニティに連れていかれる。難聴であることをハンディとして捉えていなコミュニティの人々と過ごしながらも、その現実を受け入れることの難しさに直面するルーベンは、自分の人生を前に進めるために、ある決断をする……。

突如難聴に陥るメタルバンドのドラマーの主人公ルーベンが直面する状態を、観客がまるで彼になったかのごとく味わえる本作は、 2021年を代表する映画の1本として、本年度アカデミー賞®で作品賞・主演男優賞・助演男優賞・脚本賞・編集賞・音響賞の主要6部門にノミネートされ、音響賞・編集賞の2部門を受賞した。

イブニング・スタンダード誌のレビューでは「ニコラス・ベッカーの並外れたサウンドデザインに観客は心を奪われる。大ヒット作『ゼロ・グラビティ』(アルフォンソ・キュアロン監督作)や『メッセージ』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作)を手がけたベッカーは、本作でもあらゆる場面で革新をもたらしていて、端的に言えば、こんなにも聴覚で味わう映画は稀だ。」と評した上で、「これは、滅多に出会えない映画だ」と太鼓判を押している。

本作を観た人は、人生を一変する困難に直面してもがく主人公の中に入り込まずにいられない映画の完成度の高さに感動しながらも、一様に「映画館で観たかった!」と整ったサウンドシステム下での鑑賞を望む声が多く、音響設備にこだわった劇場での鑑賞を是非お勧めしたい。音響デザイナー、ニコラス・ベッカーとそのチームが見事に再現する主人公ルーベンを取り巻く音環境は、映画館の音響システムなら一層味わい深いものになるはずだ。
彼が聴覚ではなく身体的な振動を経験している様子や、全編通して”音”と”静寂”のシンフォニーで描く人生の切なさ・人間の強さ、そして挫折と再生をあたかも自分の体験として味わえる本作は、『ノマドランド』『ファーザー』『プロミシング・ヤング・ウーマン』に並ぶ、間違いなく本年度の映画シーンを代表する作品の1つだ。アカデミー賞® 主演男優賞にノミネートされた俳優リズ・アーメッドの演技もキャリア最高の演技と絶賛され、同じくアカデミー賞® 助演男優賞にノミネートされたポール・レイシーの静かな演技は、本作を現実に根ざした驚くべきドラマに仕立てており、すべての人に共感する道筋を与えている。

『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』場面画像2 『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』場面画像3
関連情報

あなたはどこの劇場で鑑賞する?
各劇場の音響システムを紹介

ヒューマントラストシネマ渋谷/シネ・リーブル梅田 10/1(金)公開
< odessa:アートハウスの最先端として妥協のない音作りを>
optimal design sound system(+α)の略。「劇場ごとに最適化されたサウンドシステム」に「劇場独自の映画体験が付加される」という意味で、メインシステムは、コアキシャル(同軸)型3ウェイ・シネマシステムを導入。高域・中域を1箇所から出力する事により、位相干渉を無くし、距離による偏差を少なくしている。また地を這うような低域が、特徴的な2つのウーハーから出力される。サラウンドスピーカーは、メインシステムと音色を揃えるためにコアキシャル(同軸)型に設計され、サブウーハーも劇場の環境に合わせ最高のポテンシャルを発揮できるよう設計。従来の劇場クオリティから一段グレードアップしたスタジオクオリティ音響を体験できる環境を実現。

アップリンク吉祥寺/京都 10/1(金)公開
<【音】鳥肌が立つ音響体験を──世界一の平面スピーカー>国内屈指の音響メーカー、田口音響研究所がアップリンク吉祥寺のために開発した究極の平面スピーカーを全スクリーンに導入。イタリアのパワーソフト社製パワーアンプとの組み合わせで、くもりのないDCPハイレゾ音源の可能性を最大限に引き出す。

シネマート新宿 10/1(金)公開
< ブーストサウンド上映>通常のシネマのスピーカー、サブウーハーに加えスクリーン前方に4台配置したサブウーハー【JBL-ASB6118】からも重低音出力。VGC技術を採用した18インチ低域ドライバーを搭載し、迫力あるサウンドを出力することが可能。「シネマ専用ではないコンサートホールやスタジアムなどでも使用されるモノで迫力と臨場感を再現。映画館にコンサートホール用のサブウーハーを導入することで、お客様は、体の奥まで重低音サウンドを体験することができ、より深い臨場感の中で映画鑑賞を楽しむことができる。

『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』場面画像4 『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』場面画像5

立川シネマシティ 近日公開
< 極上音響上映>aスタジオに擁されたラインアレイスピーカーLEOPARDをはじめメイヤーサウンドのシステムを中心にした大きい出力を行っても十分に性能的に余裕のある音響設備を導入。その音響設備を生かして、各スタジオの特徴をも理解する音響家によりミキシングスタジオで録音されたものをできるだけ細部まで忠実に再現できるよう各スタジオに最適な音響に調整を行う。

川崎チネチッタ 10/1(金)公開
【LIVE ZOUND】映画館チネチッタがライヴプロデュース集団CLUB CITTA’と手掛ける最新鋭のハイエンド音響装置。クラブチッタのサウンドエンジニアが映画一作一作を、最適な音で調整し、その映画の魅力を最大限に引き出す。全身を包む弩級の重低音から、雪の舞音も逃さない広音域の表現が可能。
〈LIVEサウンド〉CLUB CITTA’監修のもと、サブウーファーの増設を行い、通常の音量を遥に超えたボリュームで、ライブハウスさながらの大迫力の重低音による演出が可能。

シネマート心斎橋 10/1(金)公開
<boidsound上映>boid主宰・樋口が作品と劇場の個性を念頭に音響調整を担当。ライブ用アンプやスピーカーを用いる「爆音上映」とは異なり、劇場の既存システムのみで映画鑑賞体験を拡げる試み。

横須賀HUMAXシネマズ 10/1(金)公開
<Movive theater上映>「型にはまらない映画館」「映画だけじゃない映画館」を体現するシアター、Movive theater(モバイブシアター)。Movive theaterにはd&b audiotechnikのハイエンド・ハイスペックラウドスピーカーと、日本初となる次世代音響システム「d&b Soundscape」を導入。映画の音響はさらにイマ―シブに。ライブイベントはワンランク上の音楽体験になる。

CREDIT
原題:Sound Of Metal
監督・脚本:ダリウス・マーダー 原案:デレク・シアンフランス
音楽:ニコラス・ベッカー、エイブラハム・マーダー
撮影:ダニエル・ブーケ 編集:ミッケル・E・G・ニルソン
出演:リズ・アーメッド,オリヴィア・クック,ポール・レイシー,マチュー・アマルリック,ローレン・リドロフ
製作国:アメリカ 製作年:2019年 上映時間:120分

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2021年10月1日(金)より究極の音響体感公開

2021/09/22/21:01 | トラックバック (0)
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