チョコレート・ファイター
『常識破りのナチュラル・ファイト』 / 『マッハ!!!!!!!』『トム・ヤム・クン!』に続き、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督がスタント・CG・早回しの一切を排して製作したムエタイ・アクション、約2年ぶりに発表された今回の作品『チョコレート・ファイター』は14歳の少女が主人公だ。母親・ジン(“ソム”アマラー・シリポン)は我が子・ゼン(“ジージャー”ヤーニン・ウィサミナタン)を育てるため、マフィアから足を洗う。しかしその母親が... 続きを読む
2009/06/11/11:28 | トラックバック (5) | 「ち」行作品 ,松本不二人 ,今週の一本
小さな悪の華
『社会への。大人への。偽善への。閉塞への。そして心と身体を縛るあらゆるものへの、徹頭徹尾好戦的な反抗。』/ なんだかんだ言いつつも、やっぱ日本に生まれてよかったなあと思ったりする今日この頃だが、それは内戦やどえらい貧困、へんてこりんな将軍様などをとりあえず戴かずに済んでいるといったことだけではなく、宗教(及びそれが齎す有形無形のルール)の軛が比較的緩やかな地に生を享けた僥倖への感謝である... 続きを読む
2008/01/17/05:24 | トラックバック (0) | 鮫島サメ子 ,「ち」行作品 ,特集 ,DVD情報
超立体映画ゾンビ3D
看板に一部不適切な表現がありますが仕様です。/ 2007年秋の封切り映画のトレンドは、ずばり「ゾンビ」だそうです。確かにアクション系ゾンビはハリウッドの大ヒットシリーズ「バイオ・ハザード3」(07)が、また、コメディ系ゾンビという新境地を開拓して話題の「ゾンビーノ」(06)が同時期に公開され、今秋は... 続きを読む