「は」から始まる作品

ハンコック

『新たな神話の余地として』/今夏話題が沸騰した『ダークナイト』もさることながら、もう一つのスーパーヒーロー映画『ハンコック』も注目しておきたい。主役のウィル・スミスと言えば、私が愛するマンガ家榎本俊二の映画コラム「映画でにぎりっ屁!」の『エネミ...  続きを読む

2008/09/15/16:52 | トラックバック (3) | 松本不二人 ,今週の一本 ,「は」行作品

パンズ・ラビリンス

自由を求める魂の神話 / (ネタバレの可能性あり!)「ダーク・ファンタジー」という枕詞が目に付く本作だが、この作品の根底にあるどす黒さ・禍々しさは「ダーク」などという形容詞では到底表現しきれていないのではないだろうか。昨今の清く正しいファンタジーブームの影響か...  続きを読む

2007/10/17/20:23 | トラックバック (4) | 仙道勇人 ,今週の一本 ,「は」行作品

レビュー:『バベル』

「バベル」評/バベルの末裔はどこへ向かうのか(ネタバレの可能性あり!)  菊池凛子の米アカデミー賞ノミネートによって日本国内で思いがけない知名度を得た本作は、「アモーレス・ペロス」(99)、「21グラム」(03)で知られるメキシコ人監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの最新作である。...  続きを読む

2007/05/07/20:13 | トラックバック (0) | 仙道勇人 ,今週の一本 ,「は」行作品

レビュー:はじまりのうた (ジョン・カーニー監督)/2月7日公開/ネタバレあり/岸豊評

『ニューヨークに映し出される、自由な創作精神の尊さ』Text By 岸 豊 / 『ONCE ダブリンの街角で』(07)でお馴染みのジョン・カーニーの最新作『はじまりのうた』(14)は、ニューヨークの街角の何気ない風景とキャッチーな音楽が溶け合った、最高にフィール・グッドなサクセス...  続きを読む

2015/01/26/19:47 | トラックバック (0) | 「は」行作品 ,岸豊 ,レビュー

レビュー:はじまりのうた (ジョン・カーニー監督)/わたなべりんたろう評/2月7日より公開中

早くも今年のベスト級の映画が「はじまりのうた」だ。「ONCE ダブリンの街角で」の監督ならではのさりげないながら魅力的なキャラクター描写が素晴らしい。「ONCE」はいかにも低予算でカメラも手持ちで撮り、編集もザクザクつないでいた。でも「伝えたいことがあれば、これ...  続きを読む

2015/02/17/13:26 | トラックバック (1) | わたなべりんたろう ,「は」行作品 ,レビュー

レビュー:バンテージ・ポイント

アイェレット・ゾラー,アミール・モクリ,ウィリアム・ハート,エドゥアルド・ノリエガ,エドガー・ラミレス,サイード・タグマウイ,シガーニー・ウィーヴァー,デニス・クエイド,バリー・L・レヴィ,ピート・トラヴィス,フォレスト・ウィッテカー,マシュー・フォックス  続きを読む

2008/04/08/12:42 | トラックバック (0) | 佐藤洋笑 ,今週の一本 ,「は」行作品

レビュー:バンテージ・ポイント

『暴走パニック大激突』以来のグランド・ホテル形式の傑作!(で、いいのか?)――以下の文章は、デニス・クエイド、マシュー・フォックス、フォレスト・ウィテカー、エドゥアルド・ノリエガ、エドガー・ラミレス、シガニー・ウィーバー、ウィリアム・ハートら出演、ピート・トラビス監督作品『バンテージ・ポイント』鑑賞後の、あるアクション/クライム・ムーヴィー・ファン...  続きを読む

2008/04/08/12:42 | トラックバック (0) | 佐藤洋笑 ,今週の一本 ,今週の一本 ,「は」行作品

レビュー:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) (アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)/4月10日公開/ネタバレあり

『堕ちたヒーローが手にした自由の翼』Text By 岸 豊 / 『アモーレス・ペロス』(00)、『21グラム』(03)、『バベル』(06)などのシリアスな群像劇で知られるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の最新作、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、主...  続きを読む

2015/02/15/22:10 | トラックバック (3) | 「は」行作品 ,岸豊 ,レビュー

レビュー:パブリック・エネミーズ

『ジョニー・デップのキャラクター・メイキングこそが現代俳優の誉れの証』 / (結末に関する言及あり!)1929年、ウォール街で端を発した株価の大暴落をきっかけに、世界的規模の経済不況が市民を苦しめていた。世に言う「大恐慌時代」である。第1次大戦への輸出によって経済的好況を手にしていたアメリカでも、工業生産の低落により工場は閉鎖し、多くの労働者が街頭に放り出された。1933年にはとうとう全銀行が業務を停止し、市民の長年...  続きを読む

2009/12/22/20:23 | トラックバック (21) | 「は」行作品 ,鎌田絢也 ,話題作チェック

レビュー:博士と彼女のセオリー (ジェームズ・マーシュ監督)/3月13日公開/ネタバレあり

『美しき恋愛映画。』Text By 岸 豊 / 人類史上最高の叡智の一人としてだけでなく「車椅子の理論物理学者」として広く知られるスティーヴン・ホーキング博士の生涯を描いた伝記作品『博士と彼女のセオリー』が、来る3月に公開される。『マン・オン・ワイヤー』(08)や『プロジェクト・ニム』(11)などのドキュメンタリー作品を中心にキャリアを積んできたジェームズ・マ...  続きを読む

2015/01/18/20:38 | トラックバック (3) | 「は」行作品 ,岸豊 ,レビュー

特集:『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』リバイバル公開によせて

いま、新宿武蔵野館にておこなわれている上映企画「ZIGGY FILMS '70S <'70年代アメリカ映画伝説>」が、映画ファンのあいだで話題を呼んでいる。ロバート・アルトマン監督の『バード★シット』、ハル・アシュビー監督の『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』――どちらも一部で偏愛的なファンを獲得し、日本ではソフト化されていないことから伝説のカルト映画と称されてきた作品だ。今回は、70年代の映画の熱気をリアルタイムで体感し、ハル・アシュビー作品をこよなく愛する(「キネマ旬報」最新号に掲載されている会見回想記も必読!)映画評論家の大森さわこさんに、『ハロルドとモード』についてご寄稿いただいた。(編集:佐野 亨)  続きを読む

2010/07/16/10:09 | トラックバック (0) | 「は」行作品 ,特集

特集:ニューシネマの巨匠モンテ・ヘルマン監督21年振りの新作『果てなき路』

いやー、見ました、モンテ・ヘルマン。名前だけは知ってたモンテ・ヘルマン。しかも長編では21年振りという新作だけでなく、アメリカン・ニューシネマのシーンそのものの代表作まで。『果てなき路』(11)と、同時に上映される『断絶』(71)ニュープリント版をどちらも試写で拝見したのです。ありがたいことです。しかし監督作に初めて接したばかりで、まともな原稿にできるかどうかは心もとありません。それに、非専門ライター...  続きを読む

2011/12/08/22:30 | トラックバック (0) | 「た」行作品 ,「は」行作品 ,若木康輔 ,特集

花と兵隊

『撮る側と撮られる側の30年』 / 編集やパンフレットの製作に携わっている手前、こそばゆい感じもするが、筆者があれこれ言辞を弄したところで、『花と兵隊』が素晴らしいドキュメンタリー映画であることには変わりない。僭越ながら、ここに紹介させていただく。太平洋戦争下で地獄と化したビルマ。過酷な労働条件のもと、多くの犠牲者を出...  続きを読む

2009/07/23/14:05 | トラックバック (0) | 佐野亨 ,「は」行作品 ,特集

裸の女王 天使のハメ心地

人肌が恋しい? ファックユー、ピンク映画を見ろ! / 秋です。この季節になると、わけもなく切ない気持ちになっちまうのは私だけでしょうか。寂しい。孤独だ。人肌が恋しくて恋しくて仕方がない――そんな男ども女どものため、何より自分自身のために、またまたピンク映画を取り上げます。...  続きを読む

2007/10/08/17:04 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今週の一本 ,「は」行作品

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