R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3~「竹洞組」の冴えたやり方。
ピンク映画の世界には、種々の規制と戦いながら、誰からも愛される娯楽作品を撮ろうと奮闘する男たちが存在する。今回特集上映を組まれた竹洞哲也監督はその急先鋒だ。この機会を決して逃さないでいただきたい。そこには、新鮮でありながら、どこか懐かしい"出会い"が待っているはずだから。 続きを読む
2007/06/23/09:04 | トラックバック (0) | 安倍まりあ ,「お」行作品 ,「こ」行作品 ,とくしん九郎 ,「た」行作品 ,「ま」行作品 ,特集「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE」 ,「も」行作品
たそがれ(いくつになってもやりたい男と女)
男と女、65歳。まだそんなにたそがれてはいない!/ 現在もっとも信頼のおける映画監督の最新作にして、本年度を代表する最良の人間ドラマである。あまりにもオーソドックスな作りのため、近作『かえるのうた』のおおらかな肯定力や、『おじさん天国』のめくるめく不条理を期待する向きは肩すかしを食うかもしれない。しかし... 続きを読む
2007/09/18/07:52 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,「た」行作品 ,今週の一本
ダイ・ハード4.0
「ダイ・ハード4.0」評/思い出のジョン・マクレーン レイトショー料金1500円を支払った客の一意見として言わせてもらう。『ダイ・ハード』シリーズの中でいちばんつまらない。全然駄目だ。こんなんじゃちっとも気分が盛り上がらない。三作目より面白い?冗談じゃないって。三作目の冒頭... 続きを読む
2007/07/16/16:23 | トラックバック (1) | 膳場岳人 ,「た」行作品 ,今週の一本
ダークナイト
「そこ」には答えのない問いしかない / 『バットマン ビギンズ』(2005)に続いて『ダークナイト』が公開されている。クリストファー・ノーラン監督によるバットマン新シリーズである。アメリカでは興行成績も次々と塗り替える程の人気だそうだ。日本にも鳴り物入りで公開されたこともあり、早々に注目されていた。この人気は、... 続きを読む
2008/08/25/18:41 | トラックバック (6) | 「た」行作品 ,松本不二人 ,話題作チェック
ダージリン急行
『列車は進むよどこまでも』 / (ネタバレの可能性あり) 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(01)や「ライフ・アクアティック」(05)で、「大人になりきれない大人」や「空中分解している家族」の姿を独特なユーモア感覚で描き続けているウェス・アンダーソンの新作は、やっぱりちょっと間抜けでダメな大人達と家族の葛藤を描いた”ゆる系”コメディなのだった。... 続きを読む
2008/03/12/12:53 | トラックバック (5) | 仙道勇人 ,「た」行作品 ,今週の一本
大日本人
「大日本人」評/2時間ドラマを劇場公開しても「映画」になるわけではない お笑い芸人として不動の人気を誇るダウンタウン・松本人志の第一回監督作品が公開中だ。公開前の段階でキャストと映像の一部しか発表されないという厳重な情報管理に加え、初監督作品にもかかわらず... 続きを読む
2007/06/11/14:11 | トラックバック (9) | 仙道勇人 ,「た」行作品 ,今週の一本
特集:ニューシネマの巨匠モンテ・ヘルマン監督21年振りの新作『果てなき路』
いやー、見ました、モンテ・ヘルマン。名前だけは知ってたモンテ・ヘルマン。しかも長編では21年振りという新作だけでなく、アメリカン・ニューシネマのシーンそのものの代表作まで。『果てなき路』(11)と、同時に上映される『断絶』(71)ニュープリント版をどちらも試写で拝見したのです。ありがたいことです。しかし監督作に初めて接したばかりで、まともな原稿にできるかどうかは心もとありません。それに、非専門ライター... 続きを読む
2011/12/08/22:30 | トラックバック (0) | 「た」行作品 ,「は」行作品 ,若木康輔 ,特集