「英字」から始まる作品

SRサイタマノラッパー

『ラッパー慕情inサイタマ』 / 80年代に山川直人の「SO-WHAT」という田舎のバンド少年を描いた隠れた名作があるのだけどソレを越えたと思った。出てくるキャラクターがいずれもおよそ俳優とは程遠い顔なのが素晴らしい。深谷市ならぬ「福谷市」という架空の埼玉の町が舞台。主人公は仲間たち六人と『SHO-GUN』というラップグル...  続きを読む

2009/03/22/19:53 | トラックバック (0) | 今週の一本 ,南木顕生 ,「英字」から始まる作品

Wacth with Me 卒業写真

見守る人と見守られる人 / Text By 百恵紳之助 ガンにおかされ余命いくばくもない元報道カメラマンの主人公。そんな設定を聞いただけで、ありきたりなお涙頂戴モノの闘病映画なのかなというこちらの浅はかな先入観をこの映画は良い意味で裏切ってくれた。...  続きを読む

2007/06/18/11:10 | トラックバック (2) | 百恵紳之助 ,今週の一本 ,「英字」から始まる作品

レビュー:SING FOR DARFUR

『無関心であることの残酷さ、知ることの大切さ』 / スーダンと言えば皆さんは真っ先に何を思い浮かべるだろうか?筆者の場合は、スーダン西部のダルフール紛争だ。2003年に勃発した紛争だが、30万人が虐殺され、270万人が避難民となり、史上最悪の紛争とまで言われている。そして解決の糸口はまだ見つかっていない。また、今年3月にはバジール大統領に対して国際刑事裁判所から逮捕状の発付が決定するなど、イメージ的には最悪であ...  続きを読む

2009/10/03/14:23 | トラックバック (0) | 「し」行作品 ,富田優子 ,「英字」から始まる作品 ,話題作チェック

レビュー:TOCHKA

『内と外を隔てるもの』 / スクリーンを眺めているうちに、そこに映し出されるすべてのものが恐ろしく感じられてきた。 気がつけば、映画のなかでは、私たち観客と同じように暗闇にうずくまり、死の鼓動に耳をすます男がいる。男の視線とこちらの視線が交わったときのそこはかとない恐怖……。日本とロシアの国境に位置する北海道・根室。キャメラは潮風が吹く荒野を長回しでとらえる。閑散とした風景のなかに残されたトーチカ。一人の女(藤田陽子)が...  続きを読む

2009/10/21/23:47 | トラックバック (0) | 佐野亨 ,「英字」から始まる作品 ,話題作チェック

レビュー:YOYOCHU SEXと代々木忠の世界

『AV界の巨匠の生き様とAV史を描く力作であり労作』 / とても面白い力作。そして、70時間の素材を何度も編集した労作でもある。今作は「たまの映画」の試写で一緒になった映画会社の方から「「たまの映画」も良かったけど、この映画も面白いよ」と薦められたのが知るきっかけだった。他にも会う人から何人かから薦められて気になっていた。YOYOCHUこと代々木忠作品を認識したのは「ザ・オナニー」シリーズ(82~)だった。映画を観始めた中...  続きを読む

2011/01/23/19:46 | トラックバック (2) | わたなべりんたろう ,「英字」から始まる作品 ,話題作チェック

レビュー:『PERFECT DAYS』(監督:ヴィム・ヴェンダース)/それぞれのDAYS/全国公開中

『それぞれのDAYS』Text By 青雪 吉木 /全編日本人キャスト、日本語によるヴィム・ヴェンダース監督作品。元々、渋谷区のトイレを複数のクリエイターがリノベーションし、公衆トイレのイメージを刷新するTHE TOKYO TOILETプロジェクトの一環として、清掃員を主人公にした短編映画を...  続きを読む

2024/10/07/18:07 | トラックバック (0) | 青雪吉木 ,「英字」から始まる作品 ,レビュー

特集『世界が愛した才能・北米編』(『Lost&Found』『ロックアウト』)

『Lost&Found――この世界そのものであるような映画』『ロックアウト――観客を宙吊りにする映画』/映画は観られなければ話にならない。その意味では、映画は観客のため、誰かのためにあると言えるだろう。しかしスペクタル化で作成にかかる予算は他芸術とはかけ離れてしまい、結果、その映画を作った作家やスタッフの魂の結晶というよりは、興行成績=ペイするかどうかどうかというビジネスの部分が最重要事項になってしまっているという現実がある。その結果、「アラフォー女性向けの恋愛...  続きを読む

2010/02/25/15:52 | トラックバック (0) | 特集 ,夏目深雪 ,「ろ」行作品 ,「英字」から始まる作品

特集:SRサイタマノラッパー2~女子ラッパー☆傷だらけのライム~

『インディーズ映画の出世頭、シネコンへ駆けのぼる』 / この週末、新宿のバルト9、横浜のブルク13、さいたま市のユナイテッド・シネマ浦和に足を運ぶ映画ファンのみなさんは、必ずや一度や二度は、『SRサイタマノラッパー2~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』(『SR2』)なる長ったらしいタイトルを目にし、耳にすることだろう。前作に惚れ込んで、あるいは評判を聞きつけて公開を待ちわびていた老若男女はもちろんのこと、ほかの映画を目当てにや...  続きを読む

2010/06/25/17:58 | トラックバック (0) | 特集 ,鈴木並木 ,「英字」から始まる作品

1 INTRO TOP

メルマガ購読・解除
INTRO 試写会プレゼント速報
掲載前の情報を配信。最初の応募者は必ず当選!メルメガをチェックして試写状をGETせよ!
アクセスランキング
新着記事
 
 
 
 
Copyright © 2004-2024 INTRO