
マンハッタン国際映画賞 最優秀新人監督賞受賞
バンクーバーインディペンデント映画祭 最優秀新人監督賞受賞
サンディエゴ国際映画賞・ダラス映画祭 最優秀新人監督賞受賞
マドリード国際映画祭 最優秀音楽賞受賞
安楽死のススメ


2025年3月1日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開!
他全国順次公開!
世界の映画祭が注目、岡﨑育之介監督のデビュー作!
主人公が “沖縄二泊三日安楽死ツアー!!” に参加するトリップコメディ!
本人男性の平均寿命が 81.4 歳。
今の俺が 27 歳。
てことは残り 54 年てこと。
ちょうど三分の一にきたってこと。
もう三分の一が終わったってこと。
で、残り三分の二が、これまでの三分の一より楽しい確率なんてかなり低いと思うんだ。
だって、最初の三分の一面白くない小説、その後最後まで読まないでしょ?
大体の人がもうそこでやめるよ。「あ、もうこれ読まなくていいや」って。
じゃあもう、そこでやめた方がいいな、って思って。早いうちに閉じちゃった方がいいな、って思って。
──だから僕は、死んでみることにした。 ──
自分で選んで、健全に死を選ぶんだ。
主人公・正は死ぬことにした。友人や相談窓口、自殺防止支援団体など様々なところに出向くが、皆一向に止めるばかり。集めたチラシの中に「沖縄二泊三日安楽死ツアー!!」という文字を見つけた正は、ツアーに参加するため、友人に “片道料金” のお金を借りて沖縄へと旅立つ。そこで出会った安楽死推進団体の代表・雨野川とツアーのもう一人の参加者・氷川。彼らと時間を共にし、正は「死とはなにか」に向き合っていく――。ツアー最終日、正はついに安楽死の飲み薬を前にするのだった。死ぬこととは。生きることとは。そして、命とはなにか。生きとし生けるすべての者に対峙する、美しき人間賛歌。


岡﨑育之介監督 コメント
自殺大国ニッポン。
皆、「死んじゃだめだ。強く生きるんだ。人生は美しいんだ・・・!」
そうやって教え込まれてきたものだから、なんだか「違う方」も良さそうに見えてしまう。
まるで、誰かが隠した魅力的なことにまで見えてしまう。
やっぱり「しちゃダメ」と決め付けられていることは、甘い香りがする。
夜中のラーメンはいつだって美味いのだ。
だから、もし安楽死が認められたら、自殺はむしろ減るんじゃないか。
皆かえって、希望を持って生きられるんじゃないか。
「なんだ。いつでもやめていいんだったら、別に今すぐやめることはないか。」
そんな風に肩の力を抜いて、口笛を吹きながら、気楽に家までの帰り道を歩くのではないか。
気楽に生きられるのではないか。そう思う。
監督/脚本 岡﨑育之介 プロフィール
1993 生まれ、東京都出身。16 歳から芝居の勉強を始め、18 歳で俳優としてデビュー。 映画/ドラマ作品やウェス・アンダーソン監督 『犬ヶ島』 への出演。その後バックパッカーによる世界 30 カ国の旅、国立劇場養成所での研修生としての修行、ニューヨークアクターズスタジオでの演技訓練を経験。演出助手や脚本学校での学びを経て脚本家・演出家・監督を志し、26 歳より作品制作活動を始める。2020 年より YouTube Live での生配信作品〈生ドラマ〉を継続的に発表。 時に自ら出演者の役割を担いながら精力的に創作を行なっている。 2025 年 GW には第二回監督作品である、映画 『うぉっしゅ』 (主演 中尾有伽、研ナオコ/配給 NAKACHIKA PICTURES)の公開が控えている。母方の祖父はタレント・放送作家の永六輔。




監督・脚本・編集:岡﨑育之介 撮影:佐藤里央 音楽:永太一郎 助監督:中村光寿 整音:山川貴基
配給:役式 配給協力:神原健太朗 宣伝:倉田雄一朗
制作プロダクション:役式
2025/111 分/カラー/日本 ©役式
2025年3月1日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開!
他全国順次公開!
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- 監督:早川千絵
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