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映画『私は絶対許さない』初日舞台挨拶レポート【1/3】

『私は絶対許さない』初日舞台挨拶レポート

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テアトル新宿にて上映中!4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレ、4月28日(土)より大阪・第七藝術劇場にて公開ほか全国順次

映画『私は絶対許さない』の初日舞台挨拶が4月7日、テアトル新宿にて行われ、W主演の平塚千瑛と西川可奈子、共演の友川カズキ、隆大介、佐野史郎、主題歌を担当した出口陽、そして和田秀樹監督が登壇した。 (取材:深谷直子)
平塚千瑛平塚千瑛 西川可奈子西川可奈子 友川カズキ友川カズキ

本作は、2015年に刊行された雪村葉子による手記『私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由』を、精神科医でもある和田監督が主観撮影の手法を使って映画化したもの。15歳の元旦に起きた集団レイプ事件とその後の波乱万丈の半生を、主人公の目線でリアルに映し出す。事件以降も東北の農村でつらい日々を送る学生時代の葉子を西川可奈子が、整形して風俗嬢となっていく上京後の葉子を平塚千瑛が演じた。

立ち見が出る盛況となった客席に向かって、本作でともに映画初主演を務めた平塚千瑛と西川可奈子がまず挨拶をした。平塚は「作品の中には目を覆いたくなるシーンがありますが、雪村葉子さんが実際に体験したことです。最後まで皆様の目で観ていただければと思います」と伝え、西川は「テーマは重いのですが、本作への出演で、性犯罪に関する知識や被害者の悩みや想いなど、あらためて考える機会をいただきました。葉子さんのメッセージを、作品を通してどんどん世に発信していけたらと思います。皆様からも一言でも世にお伝えいただければと思います」と呼びかけた。

続いて葉子に深く関わる3人の男性を演じた共演者たちにマイクが渡された。葉子の父親を演じた友川カズキは、70年代に歌手としてデビューし、無頼詩人の雰囲気を醸して多くのファンを持つ異色のアーティスト。あらたまった舞台挨拶の場に立ち落ち着かなさそうにしながらも、「暴力的な父親役を演じた友川です。今は小さい子供をグーで殴る親がいる。そういう人は射殺していいと思います」と飄々と語って笑いを誘った。

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私は絶対許さない ( 2018/DCP/5.1ch/119分 )
監督・企画・製作総指揮:和田秀樹 プロデューサー:小林良二
原作:雪村葉子(ブックマン社) 脚本:黒沢久子 撮影:高間賢治 音楽:三枝成彰 編集:太田義則
照明:上保正道 録音:植田中 美術:畠山和久 VFX:立石勝 特殊造形:百武朋
制作担当:嬉野智裕・酒井織人 助監督:上野貴弘 ラインプロデューサー:大原盛雄
主題歌: 出口陽「迷宮」 制作・配給:緑鐵 配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会 ©「私は絶対許さない」製作委員会
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テアトル新宿にて上映中!
4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレ、
4月28日(土)より大阪・第七藝術劇場にて公開ほか全国順次

2018/04/11/18:41 | トラックバック (0)
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