映画祭情報&レポート
2024年8月の主な映画祭
8/31〜9/27 ジョージア映画祭2024 @東京 公式サイト
2024年9月の主な映画祭
9/14〜25 なら国際映画祭2024 公式サイト
9/16〜18 第38回 富士町古湯映画祭 @佐賀 公式サイト
9/21・22 かつての水面と森の映画祭2024 @埼玉
"かつてプールだった場所"で上映されるオールナイト映画祭
公式サイト
9/21〜23 第16回 下北沢映画祭 @東京 公式サイト
9/21〜23 ショートピース!仙台短篇映画祭2024 公式サイト
9/22・23 芦屋国際芸術映画祭 @兵庫 公式サイト
9/23〜29 第27回 小津安二郎記念・蓼科高原映画祭 @長野 公式サイト
9/26・27 ユニバーサル映画祭 2024 @東京 公式サイト
日本語字幕とライブ音声ガイド付きのバリアフリー映画を、みんなで一緒に楽しむ上映会
9/26〜29 第34回 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2024 公式サイト
2024年10月の主な映画祭
10/3〜5 第8回 渋谷佐世保TANPEN映画祭2024 公式サイト
10/5・6 第39回 水戸映画祭 公式サイト
10/5・6 第13次 米子映画事変 @鳥取 公式サイト
10/6 第7回 いぶすき映画祭 @鹿児島 公式サイト
10/9〜16 山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 公式サイト
10/11〜14 第19回 札幌国際短編映画祭 公式サイト
10/12・13 すみだパークシネマフェスティバル2024 @東京 紹介記事 公式サイト
東京スカイツリータワーを絶好のロケーションから眺めることが出来る隅田公園の芝生エリアと近隣店舗で開催されている墨田区で唯一の野外映画祭
10/12〜18 ヨコハマ・フットボール映画祭2024 公式サイト
10/13・14 Kisssh-Kissssssh映画祭 @和歌山 公式サイト
10/18〜20 北海道国際映画祭 公式サイト
10/19 第26回 DigiCon6 ASIA @東京
アジアの13地域から、優れたコンテンツクリエイターを発掘することを目的とした映像フェスティバル
公式サイト
10/21〜27 大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル @愛知 公式サイト
10/28〜11/6 第37回 東京国際映画祭 公式サイト
10/26・27 第7回 熱海怪獣映画祭 @静岡 公式サイト
10/31〜11/5 31回 キネコ国際映画祭 @東京
日本最大規模のチルドレン&ティーンズの国際映画祭
公式サイト
2024年11月の主な映画祭
11/1〜5 第11回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 公式サイト
11/15〜17 十三下町映画祭2024 @大阪 公式サイト
11/23・24 タカマチ映画祭 @富山 公式サイト
11/26 無料第1回 しまなみDRONE国際映画祭 @ 愛媛 公式サイト

7/28更新
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過去記事一覧

大阪アジアン映画祭2011/萩野レポート『映画のあらたな〈アジア的状況〉へむけて』【1/2】
Text :萩野亮

『アジアから大阪へ/大阪からアジアへ』 アジアとは何だろうか。アジアとは、地理的にはユーラシア大陸の大部分を占める国と地域およびその周辺の島々からなるエリアを指すわけだが、そこに重なり合うようにして、状況としての〈アジア〉というものがあるように思う。それはさしあたり反=ヨーロッパ的なものだといってもよいかもしれない。広場ではなく、路地に。秩序ではなく、混沌を。沈思ではなく、哄笑が。アジアは、アジア映画は、西欧近代的な合理... 続きを読む

2011/04/17/15:28 | トラックバック (0)

大阪アジアン映画祭2011/夏目レポート2『広がるアジア・ボーダーレス』
Text :夏目深雪

【ボーダーレス化するアジア映画】 『マジック&ロス』(c)2010 Magic and Loss Film Partnersすでに国境を越えた映画作りが珍しくないことは前章で述べたが、特にコンペティション部門では国境を越えているだけではない、既存の映画作りに捉われないという意味でも「ボーダーレス」な映画がいくつか見られた。リム・カーワイ監督の『マジック&ロス』は、日本人のキキ(杉野希妃)と韓国人のコッピ(キム・コッピ)が香港で偶然同じホテルに居合わせ、満室の... 続きを読む

2011/04/13/04:20 | トラックバック (0)

大阪アジアン映画祭2011/夏目レポート1『恋愛回帰』
Text :夏目深雪

【広がるアジアの輪/ウェルカム・セレモニー】 北村豊晴&ペギー・チャオ 大阪アジアン映画祭は今年で6回目を迎え、今年は新たにコンペティション部門も開設し、例年にも増して魅力的なラインナップで開幕した。特別招待作品にはジョニー・トー監督のラブコメディ『単身男女』、パン・ホーチョン監督の初劇場公開作品になるスプラッター『ドリーム・ホーム』、カルト的傑作として映画ファンに絶大な人気を持つ韓国映画、『下女』のリメイクである『ハウ... 続きを読む

2011/04/13/04:16 | トラックバック (0)

『第2回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル』レポート【2/2】
Text :萩野亮

■和製シネマヴェリテ――『ねじ式映画 私は女優?』 村木とともに『ハノイ』の共同演出にあたった宝官正章は、この経験から同年『私は……新人女優』において、当時売り出し中だった歌手・藤ユキのインタビューを、30分ワンカット、フィックスのクローズアップ、という村木の「スタジオドキュメント」をさらに突きつめるラジカルな手法で制作する。相当な反響を呼んだというこの作品をわたしは見る機会を持てていないが(来年に期待)、今回のフェスティバル... 続きを読む

2011/02/28/23:50 | トラックバック (0)

『第2回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル』レポート【1/2】
Text :萩野亮

東京にもしずかに雪が降りしきり、冬の寒さがもっとも厳しい時期をむかえるなか、古着とライヴハウスの町・高円寺では2011年2月9日から13日にかけて第2回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルが開催された。初日から駆けつけるべくスケジュールを調整していた矢先、何かに憑かれたとしか思えぬ大風邪を患って一日半寝込んだすえ、3日目から身体をひきずって中央線に乗った。見られなかったいくつかの作品が、いまも悔やまれる。... 続きを読む

2011/02/28/23:47 | トラックバック (0)

北欧を代表する作品を一挙上映『トーキョーノーザンライツフェスティバル2011』開催!

『北欧映画祭1997』以来となる北欧映画の祭典が開催される。ジャパンプレミア作品と劇場未公開作品を含む北欧を代表する監督たちの珠玉の15作品+短編アニメ4作品を一挙上映される。また、リアルな北欧を楽しく学べるセミナーや、旬のアイスランド音楽シーンを紹介するトークショー、北欧文化を体験・体感できる各種イベントも行われる。  2011年2月12日(土)~20日(日)、渋谷ユーロスペース、アップリンクファクトリーほかにて開催! 続きを読む

2011/01/28/16:33 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/深谷レポート【2/2】『老人たちの夢』
Text :深谷直子

『ミスター・ノーバディ』( ジャコ・ヴァン・ドルマル監督 特別招待作品 2011年春よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開 ) 『トト・ザ・ヒーロー』、『八日目』のジャコ・ヴァン・ドルマル監督の13年ぶりの新作も、『ブンミおじさんの森』同様、死期の近付いた老人を主人公に描く独創的なファンタジーであった。この作品の舞台となるのは人類が永遠の命を手に入れた2092年の近未来で、主人公のニモはまもなく118歳になろうとする世界最高... 続きを読む

2010/12/31/15:24 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/深谷レポート【1/2】『老人たちの夢』
Text :深谷直子

閉会式、コンペティション審査委員長のウルリッヒ・グレゴール氏は、受賞作発表に先がけてのスピーチで「作品同士が呼応しあうような、語り合うような構成になっていた」とラインナップを称賛した。個々の作品を見ると監督自身のパーソナルな世界を描くものが目立ち、例年以上に個性的で手強いラインナップだったと思う。その一方で鑑賞を重ねるうちに既視感のような不思議な感覚を何度も覚え、映画祭全体がひとつの環を形作るような気がしていたのでその言葉には多いに頷いた。映画というのは異なる才能のコラボレーションで作られる芸術だが、完成した作... 続きを読む

2010/12/31/15:23 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/夏目レポート2『事件―現実と映画とのあいだ/閉会式報告』
Text :夏目深雪

フィルメックスでは大人しいだけの映画ではない、過激作や問題作が上映されるのも特徴的である。昨年も韓国映画『息もできない』が、激烈な暴力シーンで暴力の連鎖を描き審査員・観客ともに圧倒し、見事最優秀作品賞と観客賞をダブル受賞した。今年は現実に起きた凄惨な事件にインスパイアされた映画が何本か上映され、それぞれ違うアプローチで映画として成立させていたのが目を引いた。コンペティション部門で上映されたチャン・チョルス... 続きを読む

2010/12/30/22:29 | トラックバック (0)

第11回東京フィルメックス/夏目レポート1『2人の男』
Text :夏目深雪

第11回を迎えた東京フィルメックスは、カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞した『ブンミおじさんの森』をオープニング作品に選び、非常にフィルメックスらしいスタートを切った。何度もフィルメックスの会場に登場している監督のアピチャッポン・ウィーラセタクンは審査員も務め、クロージング作品はイ・チャンドン監督の『詩』、審査員の中には中国のニン・イン監督の姿も見え、フィルメックスがその地道な歩みの中で培ってきた映画人脈がまたこの... 続きを読む

2010/12/14/12:09 | トラックバック (0)

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