
3/14〜4/3 | TBSドキュメンタリー映画祭 2025 @東京 3/28~4/10大阪・名古屋・京都・福岡 4/5~11札幌 |
公式サイト |
3/14〜23 | 大阪アジアン映画祭 2025 | 公式サイト |
3/15〜16 | おおぶ映画祭 2025 @愛知 | 公式サイト |
3/15〜16 | 能古島国際映画祭 2025 with アイランドフェスティバル @福岡 | 公式サイト |
3/15〜20 | 第3回 新潟国際アニメーション映画祭 | 公式サイト |
3/19〜30 | Five Films For Freedom 2025 無料 LGBTQIA+をテーマにした世界最大級の映画祭『BFIフレア・ロンドンLGBTQIA+映画祭』に出品された短編映画から5作品をオンライン配信 |
公式サイト |
3/20〜23 | 横浜フランス映画祭 2025 | 公式サイト |
3/20〜30 | 第38回 高崎映画祭 | 公式サイト |
3/20〜31 | 第7回 西湘映画祭 @神奈川 | 公式 𝕏 |
3/29 | パルマジャパン国際短編映画祭 2025 | 公式 𝕏 |
4/5・6 | 島ぜんぶでお〜きな祭 沖縄国際文化祭 | 公式サイト |
4/6 | 第2回 CiNEAST映画祭 @東京 個性豊かなインディペンデント映画の紹介と映画俳優、スタッフ、映画ファンの交流を目指した上映イベント |
公式サイト |
4/30・5/1 | ふるさと映画祭 @埼玉 | 公式サイト |
4/25〜5/6 | 逗子海岸映画祭 2025 @神奈川 | 公式サイト |
4/26・27 | うみぞら映画祭 in 淡路島 | 公式サイト |
5/3 | 第14回 うんこ映画祭 @東京 | 公式 𝕏 |
5/2〜6 | SEASIDE CINEMA 2025 @横浜 | 公式サイト |
5/3〜5 | 第23回 中之島映画祭 @大阪 | 公式サイト |
5/16~22 | 第2回 どまんなかアニメ映画祭 @名古屋 | 公式サイト |
5/23〜6/5 | 新宿東口映画祭 2025 | 公式サイト |
6/8〜10 | 海のSDGs映画祭 2025 @東京 | 公式 𝕏 |
6/28〜30 | 苫東映画祭 @北海道 | 関連ページ |
7/18〜26 | SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2025 @埼玉 | 公式サイト |
9/11〜15 | あいち国際女性映画祭2025 | 公式サイト |
9/26〜28 | 第5回 SAITAMAなんとか映画祭 @埼玉 | 公式サイト |
9/27〜28 | 丘の向こうに森の映画祭 2025 @静岡 | 公式サイト |
10/4 | 第10回 杉並ヒーロー映画祭 @東京 | 公式サイト |
10/5 | 第8回 いぶすき映画祭 @鹿児島 | 公式サイト |
10/9〜16 | 山形国際ドキュメンタリー映画祭 2025 | 公式サイト |
3/12更新
特集上映情報はこちらでチェック!

第22回東京国際映画祭レポート/TIFF2009コンペティション15本斬り!【3/4】
Text :古川徹
『ロード、ムービー』 文字通り“ロード・ムービー”だが、野外の映画館というもう一つの意味が含まれた異色のインド映画である。主人公ヴィシュヌは、父と共にベタなキャッチコピーを連呼してヘアオイルを売りさばく仕事に嫌気がさしていた。そんな空虚な現実から逃げるために廃車直前のトラックを博物館に届ける役目を買って出る。そのトラックの荷台には映写設備と映画のフィルムが積まれていた。かくして、映画という夢を載せた旅が始まる。旅のきっか... 続きを読む
2009/11/02/00:17 | トラックバック (0)
第22回東京国際映画祭レポート/TIFF2009コンペティション15本斬り!【2/4】
Text :古川徹
『エイト・タイムズ・アップ』最優秀女優賞(ジュリー・ガイエ)受賞 今や不況や失業といった問題が世界中の映画に暗い影を落としているが、フランスも例外ではない。離婚歴あり、家賃も払えず職探しに奔走する女性エルザ。資格もなく、英語が苦手な彼女に世間の風は冷たい。アパートの隣人マチューもまた同じ境遇であり、次第に二人の心は共鳴し、惹かれ合う。シリアスなテーマを扱っているが、その語り口は軽妙でコミカルでである。やがて二人と... 続きを読む
2009/11/02/00:16 | トラックバック (0)
第22回東京国際映画祭レポート/TIFF2009コンペティション15本斬り!【1/4】
Text :古川徹
初めて東京国際映画祭(以下、TIFF)を体験したのは1987年だった。それ以来、数々の幸福な映画体験を筆者に提供してくれたTIFFは今回で22回目を迎える。かつては、TIFF=Bunkamuraというイメージが定着していたが、この数年で段階的に渋谷から六本木への移行が進み、いよいよ今年はBunkamuraを撤退し、TOHOシネマズ六本木ヒルズとシネマート六本木が会場となった。Bunkamura内のオーチャードホールにしても、シアターコクーンに... 続きを読む
2009/11/02/00:15 | トラックバック (0)
ドイツ映画祭2009レポート/高い精神性の実現
Text :夏目深雪
昨年度のドイツ映画祭で上映された『HANAMI』(ドリス・デリエ監督)は衝撃的であった。小津の『東京物語』をベースしたようなプロットで、親と子の断絶、異国への憧れなどを過不足なく描きながら、最後に老父が富士山の前で踊るシーンの、生者/死者、男性/女性の二項対立を、軽々とというよりは、まさにその袖の一振り一振りで、「塗り替えていく」ような踊り。自分は自分でしかなく、死者は蘇らないので、老父は妻のしたかった格好(白塗り... 続きを読む
2009/10/28/05:33 | トラックバック (0)
第4回UNHCR難民映画祭レポート/「彼らの世界」と「私たちの世界」3/3
Text :夏目深雪
5日目:10/8(木)、映画祭最終日は、北上する台風に気を揉まされたが、午後にはすっかり晴れ間が広がった。まず、5月から全国各地で上映を行っている、土井敏邦監督のドキュメンタリー『沈黙を破る』から。映画は2002年春、イスラエル軍のバラータ難民キャンプ包囲とジェニン難民キャンプ侵攻によって破壊と殺戮にさらされるパレスチナの人々を描きながら、同時にイスラエル軍の元兵士たちが自分たちの加害行動を告白する「沈黙を破る」という... 続きを読む
2009/10/12/18:42 | トラックバック (0)
第4回UNHCR難民映画祭レポート/「彼らの世界」と「私たちの世界」2/3
Text :夏目深雪
2日目:10/3(土)、それぞれ異なる事情で旧ユーゴスラビアからスイスに逃れてきた3人の女性を描いたアンドレア・スタカ監督の『クロスロード』から鑑賞。2006年ロカルノ国際映画祭で金豹賞(グランプリ)を受賞している。泊まる場所もない難民の若い女と、移民としてスイスに来て苦労して店を経営するまでになったものの孤独な中年女性との心の交流を描く。若い女は白血病を患っていて、その絶望から賭博にのめり込む。「難民」というテーマよりは、... 続きを読む
2009/10/12/18:38 | トラックバック (0)
第4回UNHCR難民映画祭レポート/「彼らの世界」と「私たちの世界」1/3
Text :夏目深雪
国連難民高等弁務官駐日事務所(UNCHR)が主催する難民映画祭では難民を描いた20本ものアニメやドキュメンタリーを含む作品が上映され、入場料は無料の代わりに寄付が募られる。だが、寄付、チャリティー、恵まれない人へのボランティアといった行為は、日本で一体どのくらい定着しているのだろうか。2000年に入ってから世相は不況を反映してか保守的・内向きになったと言われ、しかも2009年は2008年に起きたリーマン・ショックの余波で... 続きを読む
2009/10/12/18:30 | トラックバック (0)
第4回UNHCR難民映画祭レポート/映画を通して難民問題を考える
Text :富田優子
今回で第4回目を迎えたUNHCR難民映画祭――東京。世界各地には、迫害や紛争を逃れ、故郷を追われて避難生活を強いられている難民・避難民などが4200万人もいるとされている。この映画祭の目的は、一人でも多くの人に難民問題への認識を向上してもらうことで、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所と国連UNHCR協会によって2006年より開催されている。この映画祭が他の映画祭と決定的に違うことは、入場料が無料であ... 続きを読む
2009/10/11/15:30 | トラックバック (0)
『アジアフォーカス・福岡国際映画祭2009』レポート
/福岡発、アジアを極める地域密着型映画祭【3日目】
Text :古川徹
いよいよ私にとっての最終日である。事前に用意した10枚のチケットのうち、既に8枚を使い、残りは2枚。帰りの飛行機が20時半発なので、3本観ても間に合う。これも福岡の利便性の恩恵である。当日券を1枚買い足して、時間いっぱいまで映画を観ることにした。 レポート作品:『虹の兵士たち』( インドネシア / リリ・リザ監督 )『ザクロとミルラ』( パレスチナ / ナジュワ・ナッジャール監督 )『酒を呑むなら』( 韓国 / ノ・ヨンソク監督 ) 続きを読む
2009/10/02/07:52 | トラックバック (0)
『アジアフォーカス・福岡国際映画祭2009』レポート
/福岡発、アジアを極める地域密着型映画祭【2日目】
Text :古川徹
映画祭の最大の魅力と言えば、やはりゲストとの対話ではないだろうか。才能あるフィルム・メーカーや先程までスクリーンの中にいた役者が目の前にいるだけで興奮を覚えるが、作品を観て感じた疑問を直接質問できるのは、正に映画祭の醍醐味である。今回のゲスト情報を見る限り、名前を見た瞬間、思わず、おおっ!と唸るようなビックネームこそないが、侮るなかれ!... レポート作品:『タレンタイム』( マレーシア / ヤスミン・アフマド監督 )『崖っぷちの女たち』( 香港 / ハーマン・ヤウ監督 )『イリ』( 韓国 / チャン・リュル監督 )『ようこそサッジャンプルへ』( インド / シャーム・ベネガル監督 ) 続きを読む